英語のプレゼンは定番表現を覚えれば怖くない!基本の10+8フレーズ

英語仕事術

プレゼンは、日本語でするのもたいへんです。ましてや、英語でプレゼンをするとなったら、英語力があっても不安に感じる人も多いと思います。
ですが、英語でのプレゼンは、定番のフレーズがある程度決まっています。それらをきちんと身に付ければ、英語が苦手な人でも一定レベルのプレゼンをすることが可能です。
ここでは、英語でのプレゼンのポイントと、すぐに使える定番フレーズをご紹介しましょう。

英語でのプレゼンテーションのポイント

英語でプレゼンを成功させるポイントは、2つあります。
ひとつは、プレゼンの型に則った構成にすること。もうひとつは、声量、話す速さ、トーンなど、「声」を意識することです。ここでは、その2つのポイントについてご紹介しましょう。

プレゼンの構成を考える

プレゼンには、ある程度決まった型があります。
具体的には、冒頭の挨拶から始まり、「何について話すのか」「どれぐらいの時間話すのか」と、プレゼンの概要を紹介します。次に自己紹介をして、本題について話し、最後に要点をまとめます。
プレゼンの後には質疑応答の時間を設け、聞き手の質問に答えるという流れです。

英語でのプレゼン内容を考えるときは、まずこの型に沿って表現を考えます。それぞれのパートで使える定番表現がいくつかありますので、それを活用して内容を構成していくのがおすすめです。

声量、話す速さ、声のトーンに注意する

内容がすばらしくても、伝わらなければ意味がありませんので、きちんと伝わる声で話す必要があります。
伝わるプレゼンにするためのポイントは、まず大きな声でゆっくりと話すことです。
声が小さいと聞き取りづらいですし、「声が小さくてわかりません」という意味で「もう一度言ってください」と言われることがあります。このとき、多くの人が「私の英語がダメだから伝わらない」と解釈して自信を失い、ますます声が小さくなるという悪循環が起きてしまいます。それを防ぐためにも、最初から大きな声で話すことが大切なのです。
また、緊張すると話すのが速くなりがちです。早口すぎて聞き取れないと、また同じことが起こってしまうので、とにかく大きな声でゆっくり話すことを心掛けましょう。

「大きな声でゆっくり話す」をクリアした上で、まだ少し余裕がある人は、声のトーンにも気を配るのがおすすめです。日本語は、口の中で発音する言語ですが、英語は腹式呼吸で発音する言語です。腹式呼吸を行い、お腹から声を出すことを心掛けると、英語らしい響きになります。
また、英語圏では、低い声で話したほうが「自信がある人」と見られ、評価が高まる傾向があります。余裕があるなら腹式呼吸を使い、声のトーンを低くして話すようにすると、プレゼンの説得力が増す効果が期待できます。

英語のプレゼンで使える10個の定番フレーズ

実際の英語のプレゼンで活用できる、基本的な10個のフレーズをご紹介します。
「英語が苦手で、何から手をつけたらいいかわからない」という人は、まずこの定番フレーズを覚えることから始めてみましょう。これをベースに、紹介する資料やデータの話を追加して伝える内容を決めれば、プレゼンの構成が出来上がるでしょう。

(1)Thank you very much for joining us today. (本日はお越しいただきありがとうございます)
(2)Today, I am going to talk about the new project. (本日は、新しいプロジェクトについてお話しします)
(3)My presentation will take about 30 minutes. (プレゼンは30分程度です)
(4)Now, let’s get started. (では、始めましょう)
(5)First, let me introduce myself. (まず、自己紹介をさせていただきます)
(6)My name is Ken Toraiz, and I’m in charge of this project. (ケン・トライズと申します。このプロジェクトを担当しています)
(7)Next, I would like to talk about the goals of this project. (次に、このプロジェクトの目的についてお話しします)
(8)Please take a look at this graph. (このグラフをご覧ください)
(9)The problem is that we need more data. (問題は、もっとデータが必要なことです)
(10)That’s all for my presentation. Thank you. (これで発表は終わりです。ありがとうございました)

英語の質疑応答で使える8個の定番フレーズ

その場で出される質問に答える質疑応答は、一方的に伝えるプレゼンに比べれば、その難度は高くなります。
質疑応答をこなすには、定番フレーズに加えて、相手の質問を聞き取るリスニング力と、相手の疑問に合わせて説明するスピーキング力が不可欠です。

(1)Do you have any questions or comments? (質問やコメントはございますか?)
(2)Could you repeat your question? (質問を繰り返していただけますか?)
(3)What do you mean by “ABC”? (ABCとはどういう意味ですか?)
(4)That’s a good question. (とても良い質問ですね)
(5)Thank you very much for sharing your thoughts with us. (ご意見を共有してくださり、ありがとうございます)
(6)(I’m afraid / I’m sorry)I can’t answer that question right now. (そのご質問には今お答えすることはできません)
(7)I’ll get back to you later. (後ほどお答えします)
(8)Does that answer your question? (ご質問の答えになっているでしょうか?)

英語のプレゼンの練習方法

プレゼンの練習方法として取り組みたいのは、前述した定番フレーズを覚えることです。
その次の段階としては、著名人の講演会を開催して動画を配信している「TED」の動画などから、まねしたいプレゼンを探し、シャドーイング(英語を聞きながらそれをまねして発音する訓練)をするのが良いでしょう。
また、言語学的には「自分のこととして話すと効果がある」といわれますので、「自分のプレゼン」という意識で練習するのがおすすめです。自分のプレゼンだと思えば、抑揚やリズムも自然と身に付きますし、間の取り方や話し方も参考になります。

プレゼンまで時間がなければ、欲張らずに「事前に用意した原稿をしっかり読めるようにする」など、目標を立てましょう。自分の作った原稿をネイティブにチェックしてもらったり、抑揚のつけ方などをアドバイスしてもらったりして練習するだけでも、プレゼンの質はだいぶ変わります。

また、英語にある程度自信のある人なら、質疑応答用に想定問答集を作っておくのも効果的です。例えばトライズでは、週2回(または3回)行えるネイティブ講師との個人レッスンを利用して、プレゼンと質疑応答の予行演習をすることもありますが、練習をするかどうかで大きな違いがあります。

英語のプレゼンの参考になる動画

最後に、英語のプレゼンの参考になる、「TED」の各種動画をご紹介します。

Simple English for Everyone

英語にまだあまり自信がない人におすすめなのが「Simple English for Everyone | Yukiko Nakayama | TEDxKyotoUniversity」です。
これは、日本人による英語のプレゼンですが、難しい表現も、気の利いた言い回しも、大きなジェスチャーもありません。しかし、シンプルな英語を使い、ゆっくりと、そしてはっきりと非常にわかりやすく話しており、とても参考になるプレゼンとなっています。

How to sound smart in your TEDx Talk

英語ができるので、プレゼンらしいパフォーマンスや話し方をしたい人には、「How to sound smart in your TEDx Talk | Will Stephen | TEDxNewYork」がおすすめです。
こちらは、「中身のないことをいかに意味のあることのようにプレゼンするか」をテーマとしており、プレゼンで使ってみたいパフォーマンスや技巧のほか、しゃれた話し方を学べます。ただし、いきなりこの技術をまねするのは難しいかもしれませんが、純粋におもしろいですし、先の動画と比べてみるのも楽しいと思います。

汎用性の高いフレーズを使えば、自信がなくてもプレゼンは可能

英語でプレゼンをすることは、非常に難しそうに思えます。しかし、ご紹介したように汎用性の高い定番フレーズを覚えるだけでも、十分に対応できます。ですから、英語力に自信がなくても、定番フレーズを覚えてしっかり原稿を作って練習すれば、質疑応答を除いた部分に関しては、一通りのプレゼンが可能です。
もし、さらに上を目指すプレゼンをしたいと思ったら、専属のネイティブ講師と日本人コンサルタントによるバックアップができる、トライズでの学習をご検討ください。



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