社会人のための「やり直し」英語学習!初心者に効果的な勉強法をご紹介!
社会人になって英語を習得したいと思い始める人も多いと思います。ですが、長く英語から離れていると、どうやって英語を勉強すれば良いのか、どうすればちゃんと英語を習得できるのか、ピンと来ない人もいるでしょう。
そこで今回は、「社会人のためのやり直し英語学習」として、社会人は具体的にどのように英語を勉強すれば良いのか、その勉強法をご紹介していきます。
目次
社会人のやり直し英語勉強法
中学英語からやり直す
「中学レベルの英語ができれば、日常会話はできる」というようなことを言われていますが、これは事実です。ですから、社会人が英語学習をやり直すなら、過去の自分のレベルに関わらず、中学レベルの英語から始めるのがおすすめ。中学レベルの英語なら、基礎固めから日常範囲の応用までのことが学べるため、基礎すら忘れてしまっている人でも効果的な勉強ができるんです。
中学英語レベルの教材を用意する
中学レベルの英語からやり直すなら、まず中学英語レベルの教材を用意しましょう。最近では大人向けの中学英語教材が販売されていますが、本当に中学生用の参考書でも構いません。中学レベルであれば教材の種類は選びませんが、リスニング音源があることや練習問題があることはおさえておきましょう。
英語の4技能「読む」「書く」「聞く」「話す」をバランス良く勉強
英語を習得するには「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つの技能をバランスよく学ぶのが理想的です。どれか1つだけ能力が高くても、なかなか英語を活用することは難しいかもしれません。
ですから中学レベルの英語からやり直すなら、この4つの技能すべてを大事にしてください。学校英語では、読み書きに比重が行きがちですが、同じ中学英語を学ぶのでも、「やり直し英語」ではバランス良く学ぶのが鉄則です。
オンライン英会話を受講する
忙しい社会人にとって、オンライン英会話は救世主かもしれません。なぜなら、1レッスンが25分のところが多く、短時間でも英語の勉強ができるからです。前項で4つの技能をバランスよく学ぶことについて触れていますが、どうしても中学レベルの英語教材だけでは、「話す」の部分が不足してしまいます。
そこで役立つのが、会話が主体となるオンライン英会話なんですね。しかも、格安に毎日レッスンを受けられるオンライン英会話もありますから、そういったオンライン英会話を使えば、毎日英会話の練習ができます。
ただし、やり直し英語ということで、初歩から学びたい人は、教材が準備してあるオンライン英会話を選びましょう。初心者向けの教材があるオンライン英会話なら、英語の知識をほとんど無くしていても、初歩から段階的にやり直しができますよ。
オンラインを活用して英語学習
全く座学が必要なくなるわけではありませんが、社会人のためのやり直し英語では、リラックスしながら英語を学んだり、隙間時間を使ったりするのを取り入れるのもおすすめです。インターネットを活用すれば、楽しみながら、あるいは隙間時間に英語に触れることができますよ。
NetflixやHuluなどの動画配信サービス
NetflixやHuluなどの動画配信サービスでは、多くの海外映画・ドラマが見放題です。月額もそんなに高額ではありませんし、英語学習のために取り入れても良いでしょう。
特に、海外映画やドラマが好きな人なら、楽しみながら英語に触れることができて、一石二鳥です。
教材での勉強もしているなら、動画配信サービスは耳を英語に慣らしたり、英語を話す雰囲気をつかんだりするだけのために使っても構いません。英語字幕や日本語字幕を使って内容を理解し、映画やドラマを見ることを楽しみましょう。ちゃんと英語を理解したいなら、子供向けアニメもおすすめですよ。
YouTubeには英語学習向けチャンネルがいっぱい
動画配信サービスにお金をかけたくなかったり、そんなに映画やドラマに興味がなかったりするなら、YouTubeの動画もおすすめです。YouTubeには英語学習向けチャンネルがいっぱいあるからです。
日本人が英語学習について話しているものもあれば、ネイティブやバイリンガルの人が英語表現について説明しているものもあります。かなり種類があるので、お気に入りの一本を見つけるまでには時間がかかるかもしれません。
たとえば日本人のチャンネルなら、画面を見ていなくても音声だけで理解できますから、隙間時間に流して、英語学習に役立てることができるでしょう。
探すのが面倒なら、ひとまず「BBC Learning English」のチャンネルを見てみてください。1分間や6分間で出来た動画があるので、本当にちょっとした時間でも英語を学ぶことができますよ。
また、YouTube動画を使った学習環境を無料で提供している「Voicetube」というサイトもおすすめです。こちらはYouTube動画に日本語字幕がついたもので、レベル別にソートもできるので、初心者にもおすすめです。
英語学習は習慣化が大事!
社会人にとって、一番ネックなのは、英語学習のための時間が取れないことではないでしょうか。上記のインターネットを活用した方法を取り入れれば、毎日英語に触れる時間はなんとか作れるでしょう。しかし、ちゃんとした座学はなかなか続かないこともあるかもしれません。
教材を使った座学をまったくせずに英語を習得するのは、効率が良くありません。効率よくやり直し英語学習をしたいなら、座学の英語学習の時間をしっかり決めて、習慣にしてしまいましょう。
起床時や夕食後などのように、毎日必ずやる習慣にくっつけて時間を決めると、英語学習を習慣にしやすいですよ。
座学は1日何時間もやるのではなく、毎日30分程度でもいいので、お昼休憩を使ってもいいですね。
英語初心者用おすすめ教材・参考書
社会人のやり直し英語にピッタリの教材をまとめました。
中学英語・英文法
「社会人のやり直し英語勉強法」で述べた通り、中学英語を始めるのがおすすめです。
中学英語を効果的にやり直せる教材なら、「英文法のトリセツ(合本版)」がおすすめです。
英文法のトリセツシリーズは、中学英語を基礎から修了までを、丁寧にわかりやすく扱った参考書シリーズです。
元々は「基礎編、攻略編、修了編」の三部作ですが、3つの本が1冊になった便利な「合本版」が電子書籍版にあります。
これ1冊で中学英文法をきめ細かく学ぶことが出来る、おすすめの教材です。
英単語・リスニング
「キクタン」は英単語とリスニングを同時に鍛えることが出来る単語帳です。
キクタンのキクは「聞く」を意味していて、「聞いて覚える単語帳」をコンセプトにしています。
英単語を聞いて覚えることで、単語力だけでなくリスニング力も養えます。
また、スペルを見て覚える「視覚」と、音声で覚える「聴覚」を同時に行うことで、五感のうちの一つだけでなく、二つを使って覚えるので、より効果が高くなることが期待できます。
キクタンはいくつかのレベル分けがされていますが、社会人のやり直し英語として手に取るなら「キクタンEntry」がおすすめです。
英文・長文読解
英文の長文読解は、単語力と文法力をリンクさせたテクニックです。
ゆえに単語力と文法力が高くても、それぞれが独立したままでは読解力にはなりません。
そこで、単語力と文法力を、英文読解に活かすコツを身に着ける必要があります。
そこでオススメなのが、以下の2冊です。
- 超入門英文解釈の技術60
- 英文読解入門基本はここだ
「超入門 英文解釈の技術60」は、中学レベルの英文法を用いて、英文をスムーズに読む方法を基礎の基礎から丁寧に解説している教材です。
この1冊に取り組むことで、中学レベルの英文から大学入試の基礎レベルまでの英文を読めるようになります。
また、「英文読解入門 基本はここだ!」もおすすめです。
「超入門 英文解釈の技術60」よりも少しだけ難しくなりますが、より本質的な英文のニュアンスを解説していること、冊子が薄くコンパクトなため通読しやすいことから、自信を持っておすすめできる一冊です。
英語4技能の勉強法
「社会人のやり直し英語②」にて、「英語の4技能をバランスよく勉強することが理想的だ」とお伝えしました。
ここでは、英語の4技能をバランスよく身に着けられる勉強法をお伝えします。
英語を「読む」
英文を「読む」力は、英単語力と英文法力をリンクさせたテクニックです。
「読む力」を身に着けるには、単語力と文法力を身に着け、それぞれをリンクさせる必要があります。
「おすすめの教材」でお伝えした「キクタン」を用いて単語力を養い、「英文法のトリセツ(合本版)」で文法力を身に着け、「超入門 英文解釈の技術60」や「英文読解入門 基本はここだ!」で、英単語力と英文法力を導入することで、「英文を読む力」が適切に養われます。
英語を「書く」
英語を「書く」力は、読む力と同様に「単語力と文法力」で構成されます。
読む力と違うのは、単語力と文法力を使って「自分で英文を構成する力」という点です。
単語力と文法力を身に着けたら、英文メールや英文レターなどの「モデルエッセイ」を「写経」してみましょう。
「モデルエッセイ」とは「正しい英語の見本」を指し、「写経」とは「モデルエッセイを書き写す勉強法」を指します。
「ただ書き写すだけで、本当に効果が出るの?」とお思いになるかもしれませんね?
確かにただ機械のように書き写しているだけでは効果は出ないでしょう。
しかし、写経をしている際に「あぁ、ここの動詞は、主語が三人称の単数で、現在形だからsがつくんだな」や「ここは名詞表現だから複数形を使うんだな」といった意識をすることで、英文を構成する時の思考回路を養うことができます。
英文メールや英文レターなど、あなたが使うであろう英作文のモデルエッセイを使うと効果的です。
英語を「聞く」
英語を「聞く」力は、「英語のつづりと音を一致させる」テクニックです。
ここで先述した「キクタン」などを用いて英単語を学んだことが活きてきます。
例えば、英語のリスニングで「全然聞き取れなかったけど、音声の台本を見てみたら知っている英単語ばかりだった」という経験はないでしょうか?
これは、「英語のつづりと音が一致していない」ことから起こる現象です。
簡単な単語である「Apple」も、カタカナの発音のまま「アップル」とは発音されません。
「アァポゥ」と発音されることを知っていないと、聞き取ることは難しいです。
だからこそ、「アァポゥ」と聞き取った時に、脳内で瞬時に「Apple」と変換される必要があるということです。
そこで、キクタンなどを使って「音声で英語を覚える」のが、「英語を聞く力を養う」ことに直結すると言えます。
英語を「話す」
最後に、英語を「話す」力についてです。
英語を「話す」力は、「英語を発音する力と、英語を書く力」がリンクしたテクニックです。
英語を発音する力は、LとRを注意深く発音し分けたり、アルファベットごとの発音の特徴を理解して実践することで養われます。
これは「フォニックス」と呼ばれるものです。
フォニックスについては詳しく解説した記事があるので、そちらもぜひ合わせてお読みください。
関連記事:社会人にこそおすすめしたい!フォニックスで発音を学ぶ
フォニックスを理解した上で、英語を「書く」力で養った「英語を構成する力」を瞬時に行うのが英語を「話す」力です。
フォニックスについて学び、英語を書く力を養った上で、「オンライン英会話」などで瞬時に英語を構成する練習をすると良いでしょう。
関連記事「オンライン英会話を受けるだけでビジネス英語は習得できるのか?」
社会人が本気で英語をやり直したいなら「英語コーチング」もおすすめ
独学で社会人がやり直し英語学習をする際、モチベーションや時間の問題が常に付いて回ります。
また、自分の学習方法が効率的かどうかで悩むこともあるでしょう。マイペースにゆっくりやろうと思っている人は、そんなことで悩まないかもしれませんが、本気であればあるほど、人の手が借りたくなるのではないでしょうか。
本気で英語を一からやり直して、しっかり習得したいと願うなら、英語コーチングをおすすめします。英語コーチングでは、スケジュール管理や学習内容まで、コンサルタントと一緒に決めていくようになるので、どう学習すれば良いかわからないなんて悩みがなくなります。
また、いつでも相談できる相手がいるのも心強いですよね。
英語コーチングのコンサルタントは、英語学習のプロですから、自分に合ったプログラムを組んでもらえるのも大きなメリット。効率よくしっかり英語を習得するには、とても良い方法です。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。