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本番前にやっておきたい!TOEIC® L&R TESTの模試とは

TOEICの受験前に自分の英語力を知っておきたいという方は少なくありません。また、そもそもTOEICがどういう試験なのか体験しておきたいという未受験の方も多いでしょう。そうした方におすすめなのが、TOEICの模試です。こちらでは、TOEIC模試の概要や目的、種類や実施する際の注意点などについてお話しします。

TOEICの模試とは?

TOEICの模試とは、文字通り模擬試験を意味します。本番テストの前に自分の英語スキルを測定しておくため、あるいは本番をシミュレーションして慣れておくために実施する試験です。

模試というと、高校受験・大学受験などの模試を思い浮かべる方が多いかもしれません。こうした模試は、教育機関や学習塾が実施しています。対して、TOEICでは対策のひとつとして受験者自身が実施する模試が一般的です。

模試でハイスコアを取ったとしても当然公式な記録にはなりませんが、経験や慣れが求められる本番のTOEICでは有利に働きます。教育機関などが実施する模試と違い、気が向いたタイミングで手軽に実施できるのもポイントです。

TOEIC模試の目的

TOEIC模試を行う代表的な目的をご紹介します。

弱点の把握

模試の問題は本番のTOEICを意識して作られています。あらかじめ模試を実施しておけば、自分に足りていない対策や自身の弱点がわかるでしょう。模試で弱点がわかった場合は、本番までにその弱点をカバーするように対策を行います。

その時点でのスコアの把握

模試では本番のTOEICと同じようにスコアを算出できます。現時点の英語レベル期待できるスコアがわかるため、勉強の計画に役立てることができます。目標スコアに届いていなければ、本番当日までさらに勉強が必要です。

TOEIC対策スクールのトライズ、TOEIC本番前にやっておきたい模試とは?

【番外編】TOEICの配点

TOEICはリスニングセクション495点、リーディングセクション495点の990点満点です。各セクションの最低スコアは5点のため、10~990点の間でスコアが出ます。単純に正答数に応じてスコアを足し算するのではなく、統計的な処理を実施してスコアを算出するのが特徴です。

これは、問題クオリティーによるスコアへの影響を軽減するための措置です。運営側は毎回問題クオリティーに差がないように努めていますが、それでも難易度が実施回によって差異がでてしまう可能性は否定できません。正答数によってスコアを算出する方式では、英語力が低い受験者がハイスコアを取得したり、反対に英語力が高い受験者のスコアが低くなったりしてしまうことが考えられます。

詳細な算出方法は非公表ですが、実施回の問題クオリティーに関わらず受験者の英語力が正確に反映されるように配点が行われています。認定表にはスコアのみが記載され、正答数の記載はありません。正答数が多いほどスコアが高くなるのは間違いありませんが、実施回によっては全問正解しなくても満点の990点を取得できるケースがあります。

そのため、正答数から正確なTOEICスコアを測定することはできません。模試の採点方式もこうした実際のTOEICの方式に準拠しています。正答数からは、〇〇〇~〇〇〇といったように、予想されるスコアの範囲がわかるようになっています。

TOEICに慣れる

TOEIC試験は2時間の長丁場。いきなり挑戦しても、多くの方にとって2時間ずっと集中力を維持するのは難しいでしょう。リーディングセクションのタイムマネジメントも、多くの受験者の方がつまずくポイントです。模試を実施することで、こうしたTOEIC特有の難しさに慣れておくことができます。特にはじめてTOEICを受験する場合は、模試で本番の試験をシミュレーションしておくことが重要です。

 

TOEIC模試の種類

TOEIC模試の種類をご紹介します。目標点数や自分の弱点、学習スケジュールに合わせて適切なものを選んでください。

公式問題集

模試として最もスタンダードなものが米国のテスト開発期間・ETS(Educational Testing Service)が制作している公式問題集です。実際のテストを同じプロセスで制作されているため、本番に限りなく近い難易度・問題傾向の模試が実施できます。

非公式問題集

公式以外の問題集を模試として利用する方法もあります。公式問題集のように本番に近いものではなく、より難易度が高い問題集がもあります。本番よりも難しい模試ならば、難しい問題を解いておく高山トレーニングや、特定の弱点を克服するための模試として利用することもできます。自分の目的に合わせて、最適なものを選んでください。

Web上の模試サービス

Web上で模試を受けられるサービスもあります。マウスで解答を選択できる点や、自動的に正答数が集計される点が便利です。ただし、本番と内容が若干異なる可能性があるほか、マークシートの解答ではないことから、あくまで簡易的な模試として利用するのがおすすめです。

TOEIC対策アプリ

スマートフォンのTOEIC対策アプリを模試として利用することもできます。スキマ時間に利用できるため忙しい方が実施する模試としておすすめです。公式のアプリはないため問題傾向が本番と異なる可能性がある点や、Webサービスと同様、マークシートの解答ではない点に留意しておく必要があります。

TOEIC対策スクールのトライズ、TOEIC本番前にやっておきたい模試とは?

TOEIC模試のポイント

TOEIC模試による効果を最大化するためにしっておいていただきたいポイントをご紹介します。

本番の環境に近づける

TOEICに慣れることも模試の目的のひとつであるため、模試の環境はなるべく本番に近づけるのがおすすめです。具体的には、2時間休憩なしで実施する、紙のマークシートを使用する、リスニング音声をイヤホンやヘッドホンではなくスピーカーで流す、といった環境で実施しましょう。細かいことではありますが、こうしたシミュレーションが本番での心理的な余裕につながります。

はじめは解答・解説を読まずに実施する

模試が終わった後には復習を行い、反復しますが、一度はまだ解説・解答を知らない初見の問題で模試を行いましょう。難しいと感じる問題が多いとしても、まずは2時間のテストを乗り切ることが大切です。公式問題集の場合、2回分の模試が収録されているため、ひとつは反復用、もうひとつは直前テスト用でとっておくとよいでしょう。

終わった後は結果を分析する

模試は一度実施して終わりではありません。自分の特徴を知ることも模試の大きな目的のひとつです。特に自分が解けなかった問題に関しては「なぜ解けなかったのか」を必ず分析しましょう。その結果をもとに、自分に合ったレベル・分野の教材を選び、弱点をなくすように学習してください。

試験形式に慣れている場合は、模試全体を何回も復習する必要はありません。TOEICには上級者向けから初級者向けまでさまざまな問題が詰め込まれているので、模試全体の復習では自分に最適なレベルの学習に集中することができないのです。初級者・中級者はどうしても確認したいところだけ復習すれば十分です。800点越えを狙うのような上級者は、難問も解ける必要があるので、間違えた問題を復習しましょう。

模試の注意点

2016年5月29日以降、TOEICの問題形式が一部変更されました。本番に近い内容でテストを実施するため、この新形式に対応した模試を選ぶことをおすすめします。現在流通している書籍などであれば概ね対応しているが、古い資料を手に入れた際などは注意が必要です。もちろん、旧形式の模試を実施しても無駄になるわけではありませんが、本番と少し異なる点があることには留意しなければなりません。

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模試はぜひ実施していただきたいTOEIC対策のひとつです。はじめて模試を実施する段階では、ハイスコアを狙う必要はありません。結果から自分の弱点を把握し、本番までの学習計画に活かしましょう。

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