なぜこれほど人気？TOEIC対策に金のフレーズが選ばれる４つの理由！

単語力はTOEICのスコアアップには欠かせません。TOEICでは、単語やフレーズをどれくらい知っているかによって、取得できるスコアが大きく変わってきます。ではどのようにして単語力を上げるかというと、まず考えられるのが単語帳を利用すること。

しかし単語帳といっても、たくさんの本が出版されており、どれを選ぶといいかわからないとう方も多いと思います。できれば、効率よくスコアアップできる単語帳を使いたいところですよね。そこで今回ご紹介したいのが、数ある単語帳のなかでも特に人気の高い「金のフレーズ」です。

略して「金フレ」ともいわれるこの本は、Amazonや楽天などでベストセラーになるなど、TOEIC対策の定番とされる単語帳です。本記事では、金のフレーズがどのような教材なのか、またなぜこれほどまでに選ばれるのか、その理由を詳しくご紹介したいと思います。

本記事でわかること

• 金のフレーズとは
• 金のフレーズが選ばれる理由
• アプリでできること

TOEIC単語帳「金のフレーズ」とは

はじめに「金のフレーズ」とは何かをご紹介したいと思います。金のフレーズとは、「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」というタイトルで、朝日新聞出版から2012年に発行された単語帳です。

この金のフレーズは、改訂版が2017年に発売されて以来、口コミなどで大きな評判となり、現在は累計発行部数100万部を超えるベストセラーとなっています。

またオンラインショップのAmazonでは、TOEIC関連書籍のカテゴリにおいて、公式問題集をおさえての１位になるなど、圧倒的な人気を誇る教材です。

• 発行部数100万部を超える単語帳
• TOEIC公式問題集よりも人気のベストセラー

TOEIC対策で「金のフレーズ」が選ばれる4つの理由

金のフレーズはTOEIC対策のなかでも特に売れている本ですが、なぜそれほどまで多くの支持を受けているのでしょうか。こちらでは、金のフレーズが選ばれている理由を詳しくご紹介したいと思います。

過去に出題された単語が収録されている

1つ目の理由は、TOEIC本試験でこれまで出された単語を収録しているという点にあります。

金のフレーズは、ほかとは異なり、過去に出題された単語だけを集めている単語帳です。しかもそのなかで、出題傾向の高い頻出単語だけを収録しています。

過去問が公開されないことで有名なTOEICですが、金のフレーズの著者TEX加藤氏は、実際の試験を反映したいとの思いから、ひたすらTOEICを受けては出題された問題を記録してきたそうです。

加藤氏は2008年から毎年TOEICの受験をしており、その受験回数は8年間でなんと80回以上。その度に、出題された単語やフレーズを「TEXファイル」というエクセルシートにまとめてきたとのことです。

その長い時間と手間をかけて集められたデータをもとに、出題傾向の高い1000語をまとめたのが「金のフレーズ」となります。もうこれだけで、人気がある理由がわかる気もしますよね。

またTEX加藤氏は、いま現在もTEXファイルは更新しているそうで、金のフレーズは本試験で出題された単語やフレーズを集めた、過去問ともいえる教材として高い人気を持っています。

• これまで本試験で出てきた単語を収録している
• 著者の80回以上の受験回数にもとづいてつくられた単語帳

600点～990点までレベル別に対応している

2つ目の理由は、目標スコアの600点～990点まで幅広く対応しているという点にあります。

本書では、レベルごとに単語やフレーズが分けられていて、600点には「助走の400語」、700点には「加速の300語」というように、各レベルが覚えておきたい単語が紹介されています。

これにより、目標スコアに必要な単語を勉強することができ、言いかえると、そのスコアには不要な単語を覚えなくていいという、効率のよい学習が可能になります。

また、600点を目指す、800点を目指すといった、特定の目標スコアがある方はもちろん、いまは600点を目指しているがいずれ700点、800点とスコアを上げていきたいという方にとっても、ずっと使えるテキストとして重宝されています。

• 600点～990点まで幅広く対応している
• 目標とするスコアに必要な単語だけを覚えられる

TOEICのスコアアップを目的につくられている

3つ目の選ばれる理由は、金のフレーズがTOEICのスコアアップのみを目的につくられているという点にあります。

まず金のフレーズの特徴として、単語をそのまま覚えるのではなく、TOEICで頻出されるフレーズを通して、単語を覚えるというつくりがあります。たとえば、単語帳というとまず単語があって、次に日本語訳や使い方があるというのが一般的な形式ですよね。

しかし、金のフレーズでは、単語でも文章でもない丁度いい長さのフレーズがまず紹介され、そしてそのフレーズの穴埋めという形で単語を覚えるという形式になっています。つまり、使われる単語の前後を踏まえて覚えるというのが、金のフレーズの大きな特徴です。

そのほかにも、どのパートで出題されるか、どういうパターンで出題されるかなどの解説があったり、I am c______ of doing というように、最初の文字を記載して、つづりを覚える必要のないマークシート式に対応したり、どれもTOEICを念頭においたつくりになっています。

このように、金のフレーズは何から何まで、TOEICのスコアを上げるためにつくられた単語帳ということで、大きな支持を集めています。

• フレーズを通じて単語を覚えられる
• 出題されるパートやパターンの解説がある
• TOEICの問題形式をふまえたつくりになっている

音声がダウンロードできて音でも覚えられる

4つ目の選ばれる理由は、音声をダウンロードして音でも覚えられるという点にあります。

金のフレーズは、朝日新聞出版のページから1冊まるごと音声がダウンロードでき、これをパソコンやオーディオプレイヤーで再生すれば、読むだけでなく聞きながらも単語を覚えることができます。

しかもその音声には、単語が覚えやすくなるという仕組みがあり、たとえばtutorialという単語だと、「tutorial、オンラインの指導書、an online tutorial」というように、フレーズや使い方を通じて覚えられるようになっています。

さらに、これらの音声はすべて無料でダウンロードできるというのも魅力のひとつです。書籍を購入せずとも利用できるというのは、ほかの単語帳にはなかなか見られないことではないでしょうか。

• 無料で1冊まるごと音声がダウンロードできる
• 音声だけなら書籍を購入せず利用できる

TOEIC単語帳おすすめ5選！レベル別＆勉強法も詳しく解説

「金のフレーズ」にはアプリもある！アプリでできること

金のフレーズは「abceed」というアプリを使えば、書籍とおなじ内容の学習がスマホで行えます。abceedとは、最適な単語や問題をおすすめするというAI英語教材アプリですが、金のフレーズもこのabceedで利用することができます。

このアプリでは金のフレーズの単語を学習できるほかに、音声認識によるスピーキングやディクテーションといったトレーニングもでき、単語を検索する、後で勉強したい単語をリストに追加するといった、アプリならでは使い方ができるなど、たくさんのメリットがあります。

また学習の後には「確認テスト」を受けることもでき、その解答も、日本語で答える「英→日」、英語で答える「日→英」、音声の意味を答える「音→日」、フレーズの空欄を埋める「穴埋め」とさまざま。しかも、10秒以内に答えるというTOEICにおいて大切な、速く問題を解くという点が考慮されたつくりになっています。

そのほか、習得率や学習時間などが数値化されるなど、アプリでしか得られない学習効果もあります。書籍とあわせて使えば、さらに効果が期待できると考えられます。

• 書籍と同じ内容をアプリでも学習できる
• 学習だけでなく、確認テストにも対応
• 学習の進捗が数値化され、アプリならではの学習が可能

TOEIC頻出単語のチェックリスト！覚えている単語を確認してみよう

IOSなら「金のフレーズ2」も使える

金のフレーズには「金のフレーズ2」というアプリがあります。現在はIOSでのみの利用となっていますが、金のフレーズの内容を、さまざまな機能で学習できるというのが魅力のアプリです。

たとえば、「金のフレーズ2」は手書きでの解答、キーボードでの解答、音声での解答といった出力に対応しており、「読んで覚える、聞いて覚える」に加え、「書いて覚える、話して覚える」アウトプットによる学習も可能になっています。

そのほか、気になったところにマーカーを引けば実際のノートさながらの使い方もできますし、数値化された学習の進捗や実績を見れば、いま何が必要なのかを判断できるなど、さまざまな学習効果がこのアプリで期待できます。

価格も610円と書籍より安くなっているので、スマホを使った学習のほうが好きという方におすすめのアプリとなっています。

• IOSで利用できるアプリ
• 手書き、キーボード、音声での解答ができる
• マーカーを引くなど、さまざまな機能が使える

まとめ

こちらでは、TOEICの単語帳のなかでも特に人気の高い「金のフレーズ」についてご紹介しました。公式問題集よりも売れている本書ですが、人気があるのは、それ相応の理由があります。もしこれからTOEICの学習をしたいという方で、どの教材を選ぶべきかわからないという方は、金のフレーズを使ってみてはいかがでしょうか。

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受講生のインタビューもご紹介します。

           

トライズでの１年は、
一生につながる１年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

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目標：海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

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