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TOEIC L&R テストとTOEFL・英検・IELTSのスコア換算と難易度やレベルを徹底比較

日本では、TOEIC以外にもさまざまな英語試験を受けることができます。こちらでは、TOEIC®とTOEFL®・英検・IELTSの比較についてお話しします。

TOEIC・TOEFL・英検・IELTSの概要

現在では英語試験としてメジャーな存在になったTOEIC®。一方で、このほかにもTOEFL®、英検、IELTSといった英語試験があります。以下では、TOEIC®を含めこれらの試験の概要について簡単にご案内します。

TOEIC

TOEIC(Test of English for International Communication)は英語でのコミュニケーション力を測定するための世界共通試験であり、日本語の正式名称は「国際コミュニケーション英語能力テスト」です。米国の「Educational Testing Services(ETS)」が開発・制作し、日本では財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会TOEIC運営委員会が実施・運営しています。

試験は45分のListening、75分のReadingで構成されており、各100問・合計200問の990点満点です。とりわけアジア圏では信頼度が高い英語試験として認知されています。

上述したのは、最も一般的なTOEICListening & Reading Test(TOEIC L&R)のテスト形式です。このほか、能力を測定する領域や英語力に応じて、以下の4種が実施されています。

  • TOEIC Speaking & Writing Tests (TOEIC S&W)
  • TOEIC Speaking Test
  • TOEIC Bridge Listening & Reading Tests
  • TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests

TOEFL

TOEFL®(Test of English as a Foreign Language)は英語を母国語としない人の英語力を測定するためのテストです。TOEIC®と同じくETSが開発しています。試験名称のとおり、非英語圏出身者のみを対象にした英語試験です。

日本ではあまり一般的ではありませんが、北米ではTOEIC®よりも認知されています。北米の大学や大学院では、入学希望者に対してTOEFL®のスコアを求めることも少なくありません。ビジネス英語や日常会話のスキルが必要なTOEIC®に対し、アカデミックな英語力が求められます。

紙ベースの「PBT」、コンピューターを使用する「CBT」などいくつかの形式がありますが、現在はインターネットを介して行う「iBT」が主流です。日本でも、通常はiBTを受験することになります。60~80分のReading、60~90分のListening、20分のSpeaking、50分のWritingで構成されており、120点が満点です。

英検

日本発の英語試験として非常に有名な英検。正式には「実用英語技能検定」といいます。運営・実施しているのは、公益財団法人日本英語検定協会です。英語に関連した日本で行われている検定のなかでは、最も歴史が長い試験です。

下から5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7つのグレードに分かれています。それぞれに合格基準が設けられており、基準に達しない場合は資格を取得できません。点数が記録に残る試験ではなく、合否が判定される資格試験であるという点でTOEIC®、TOEFL®などとは大きく異なる試験といえるでしょう。

一次試験では筆記とリスニングが実施されます。3級以上のグレードでは二次試験の面接が追加され、スピーキングの能力も判別されます。

IELTS

IELTSは「International English Language Testing System」の略であり、ブリティッシュ・カウンシルとIDP:IELTSオーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営する英語試験です。イギリスへの移住に関連したジェネラル・トレーニング・モジュール、学業を目的としたアカデミックモジュールという2種が実施されています。試験は60分のライティング、60分のリーディング、約40分のリスニングによる筆記試験と3パートに分かれた面接試験で構成されており、1.0から9.0までの0.5刻みのバンドスコアによる採点方式です。

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各テストの換算

上述した各試験のスコアは、以下のように換算できます。

ただし、この換算は非公式なものです。各試験は採点基準が異なるため、正確な換算はできません。あくまで目安として認識してください。

換算表を見ると、IELTS、TOEFL®はTOEIC®以上に高い英語力を測定できることがわかります。TOEIC®でハイスコアを獲得し、IELTSやTOEFL®でさらに高みへと挑戦する英語学習者も少なくありません。

TOEICと他テストの比較

TOEIC®を基準として、上述した他テストの相違点についてご案内します。

テスト形式・出題時間

TOEICは合計200問のマークシート形式です。また、試験時間はListening45分、Reading75分と定められており、イレギュラーな事態を除き変更はありません。ListeningとReadingは連続して行われ、試験開始から2時間後に終了となります。

一方、他のテストでは選択式の問題のほか、記述式の問題・面接試験も実施されます。時間については、解答を書き込む時間が与えられるIELTS、そのときの出題数によって制限時間が変わるTOEFL®など試験によって異なるため、事前に確認が必要です。

求められる技能

一般的なTOEIC®はListeningとReadingのみにセクションが限定されています。一方、他のテスト(英検では3級以上)ではSpeakingやWritingも試験範囲に含まれます。

出題分野

それぞれの試験は出題分野も少しずつ異なります。

TOEIC®はビジネス英語と日常会話の英語が中心です。対して、他の試験では以下のような分野が出題されます。

英検

英検は社会、学生生活、日常生活と幅広く出題される点が特徴です。1級の面接では、社会問題や化学、政治などかなり難しい話題をトピックとして選びスピーチする必要があります。

TOEFL

TOEFLでは、大学の講義内容などアカデミックな内容が中心に出題されます。

iELTS

IETLSのアカデミックモジュールでは学術的な内容の一方で、日常的な問題も多数出題されます。イギリスでの生活に則した内容になっている点も特徴です。Listeningでも、イギリス発音の英語音声が再生されます。

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どの試験を受けるべき?

多くの試験があるなか、どの試験を受けるべきか悩んでいる方も少なくないではないでしょうか。スコアを取得したのちの目標がある場合は、自然に受験すべき試験は定まってきます。上述したように、TOEFL®は北米への進学、IELTSはイギリスへの移住・進学に適した試験です。日本や他のアジア圏での就職・進学などで評価されたい場合は、TOEIC®を受験するとよいでしょう。

単純に英語力の向上が目的であれば、どの試験を受験したとしても無駄にはなりません。ただし、アジア圏での知名度や難易度、試験頻度や受験料などを考えると、TOEIC®が最も親しみやすい試験といえます。また英検やTOEFL®、IELTSでの好成績を残すため、英語力の基礎を固めるために、まずはTOEIC®に取り組み英語力を向上させるというのもおすすめです。

***

それぞれの英語試験には特徴があります。特定の目標がある場合は、その目標に対して役立つ試験を選んでください。純粋に英語力を高めていきたい場合は、TOEIC®を受験し、少しずつスコアを更新していってはいかがでしょうか。

TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」

TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。

そんな方におすすめなのがトライズ

トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。

「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。

受講生のインタビューもご紹介します。

           トライズ修了生杉沢伸章さんの画像

トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

Versant 29 → 40

目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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