AUG 16 2021 Tweet Share TOEIC(R) TOEIC450点のレベルはどのくらい?スコアを上げる方法も解説! TOEICは日本で最も受験者の多い英語能力テストです。英語力を測る目安として多くの大学や企業がこのTOEICを採用しており、過去にテストを受けたことがあるという方も多いのではないでしょうか。 TOEICはリスニング495点、リーディング495点、合計990点からなるテストですが、取得したスコアによってそれぞれレベルというものがあります。こちらはその中でも450点というスコアについていろいろとご紹介したいと思います。 450点のレベルや取得の難易度を始め、スコアの活用の仕方やこれからさらに点数をあげようとしたら何をすればいいかなど、450点のスコアに関するさまざまな情報をまとめていきたいと思います。 本記事では以下のことがわかります TOEICスコア450点のレベルと難易度 企業からみた450点のスコアとは 450点からスコアを上げる方法 目次1 TOEIC450点のレベルはどのくらい?1.1 スコア450点の取得者数と割合1.2 平均点でいうとどのくらい?1.3 IIBCにおける評価1.4 英検でいうとどのくらい?2 企業が求めるスコアとは?450点は通用する?3 450点からスコアアップを目指す方法3.1 勉強をして知識を増やしていく3.2 単語を勉強して語彙を増やす3.3 TOEICコーチングを利用する TOEIC450点のレベルはどのくらい? それでははじめにスコア450点のレベルをご紹介したいと思います。450点というと、990点満点のちょうど半分くらいのスコアとなりますが、どのくらいの人がこのスコアを取得できて、取得するとどのくらいの英語力があるといえるのでしょうか。 スコア450点の取得者数と割合 TOEICには、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)というTOEICを運営している団体がありますが、このIIBCはTOEICの受験者数と平均スコアといったデータを公開しています。そのデータによれば、2019年は日本国内で、公開テスト(個人で受けるTOEIC)を約83万人、IPテスト(企業・学校で受けるTOEIC)を約115万人、合計200万人近くの人がTOEICを受験しています。 そしてその中でスコア445点~495点を取得した人は、公開テストとIPテストあわせて200,372人で、パーセンテージでいうと全体の約10%という数値になります。 平均点でいうとどのくらい? 2019年度の平均スコアは、公開テストとIPテストあわせると529点です。そのため、450点というスコアは、平均よりやや低い点数となります。ただ、公開テストは個人で受験するテストで、英語を自主的に学習している人が多く、そのぶん点数が高いという傾向があります。 対するIPテストは企業や団体、学校が受験するテストで、英語をすすんで勉強していない方のスコアも含まれます。事実、公開テストの平均点は588点、IPテストは470点と差異があります。これはつまり、「平均」という観点からみれば、英語を勉強している人いない人があわせて受験しているIPテストのほうが、参考になるのではないかと。その点を踏まえると、450点というスコアは、全体のほぼ平均スコアといえます。 ちなみに、受験者を「社会人」と「学生」に分けると、社会人の平均スコアは、公開テストで612点、IPテストで497点、学生の平均スコアは、公開テストで567点、IPテストで448点という結果になっています。 IIBCにおける評価 TOEIC450点は、取得者数も全体の10%と多く、点数もだいたい平均のスコアだということがわかりました。では実際に、450点のスコアがあるとどのくらいの英語力があるといえるのでしょうか。 これに関してはTOEICを運営しているIIBCがスコアごとにどのくらいの熟練度があるかという目安を公開しています。 この目安によれば、450点というスコアはレベルCに達するくらいの能力があるとのこと。レベルCにはスコア470~730点が区分され、言葉をそのまま借りると「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」レベルとされています。 そのほか、以下のようなことができるとあげられています。 通常会話であれば要点を理解し、応答にも支障はない 複雑な場面では、的確な対応や意思疎通において上手さの差が出る 基本的な文法、構文は身についている 表現力に不足はあっても自己の意志を伝える語彙は備えている 英検でいうとどのくらい? 日本にはTOEICと同じ受験者の多いテストに英検があります。英検には、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の合計7つの級がありますが、TOEIC450点は英検準2級と同じくらいのレベルと考えられています。 英検は各級の目安を公開していますが、準2級は、基本的な応用力として次の段階へつながる級で高校中級レベルとしています。そのほか、準2級を取るには日常生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められるとされています。 英検にはライティングとスピーキングのテストもあるので一概にはいえませんが、目安としてTOEIC450点は、英検の準2級と同等のレベルだと考えられています。 企業が求めるスコアとは?450点は通用する? TOEICを受験する目的のひとつに、就職や転職、キャリアアップがあります。しかし実際のところ、企業はどのくらいのスコアを社員や職員に求めているのでしょうか。 企業、団体が求めるTOEICスコアに関して、IIBCは企業に「実態調査」を行っており、採用、昇進・昇格、海外赴任において、要件・参考とするスコアを発表しております。 その調査によれば、採用では545(新卒)620(中途採用)、昇進・昇格では515~600、海外出張、海外赴任では620~635を、要件・参考とするとのこと。 もちろんすべての企業がそうというわけではありませんが、これはつまり平均として企業が求めているスコアは500点~600点台となります。 言い換えると、就職や転職、キャリアアップでTOEICを活用しようとするなら、最低でも500点以上のスコアが必要になってくると考えられます。 企業が求めるスコアの平均は、545点以上 採用では、新卒で545点、英語を使う部署の中途採用で620点 昇進・昇格では515~600点、海外出張、海外赴任では620~635点 TOEICを就職や転職、キャリアアップで活用するなら600点以くらいのスコアが必要 450点からスコアアップを目指す方法 これまでTOEIC450点のレベルを紹介し、またスコアを活用しようとすれば、500~600点のスコアは必要だということをご紹介しました。ここからは、これからTOEICを活用するためにも450点からスコアを上げる方法をご紹介していきたいと思います。 勉強をして知識を増やしていく TOEICのスコアを上げるには、やはり勉強が不可欠といえます。対策やコツで点数をあげるというのは、スコアが伸び悩んでいるという場合に当てはまるケースがほとんどです。 つまり、これからの伸びしろが大きい450点の時点では、テスト対策というよりもどんどんインプットをして知識を増やしていくことが大切になってきます。 ちなみにTOEICの学習時間に関しては、目標スコアに達する学習時間の目安というものがあり、その目安によれば、100点をあげるのに大体200~250時間くらいが必要だとされています。 つまり、450点から550点を目指すなら225時間、450点から650点を目指すなら450時間の学習が必要ということです。これは、一見するとかなりの時間に見えますが、1日3時間勉強したとすれば、半年かからずに650点が取得できると計算になります。 1日3時間勉強するというのもなかなか難しいかもしれませんが、もう少し時間をかけられるのであれば、1日1時間くらいの勉強時間でも取得できないスコアではありません。 しかもこれは、あくまで目安ですのでもう少しはやく目標を達成できるという可能性もあります。まずは学習を始めることが大切なんですね。 単語を勉強して語彙を増やす 450点からスコアアップを目指す段階で、最も必要かつ効果的だと考えられるのは、単語を勉強して語彙を増やすこと。 TOEICを運営するIIBCは、各スコアの長所(strength)、弱点(weakness)について説明をしています。そのレベル別評価によれば、~450点のレベルにはリスニングでもリーディングでも、やや難しい語彙が使われているとき話の詳細が理解できない、限られた語彙しか理解できない、といった弱点があるとしています。 ほかにも、文法などの弱点があげられていますが、そこでも「難しい語彙が使用されている場合、簡単な文法構造も理解できない」という指摘があります。 これはつまり、語彙が足りないがために、簡単な文法でも理解できないことがあるということ。言いかえると、語彙は他の問題のベースであって、語彙を増やすことで、他の弱点も解決できるということになります。 またTOEICは、日常生活やオフィスで使われる英語力を測るためにつくられた英語テストで、そのようなシーンで使われる頻出が重点的に出されます。 つまりTOEICには頻出単語があるということです。そのため単語を勉強するときも、TOEIC用の単語を勉強するということが大切になってきます。 以上のことから、450点からスコアアップを目指すなら、まず語彙を増やすことから始め、語彙を増やすときは、TOEICで頻出されるものから増やしていくということが効果的といえると考えられます。 TOEICコーチングを利用する TOEIC450点からスコアアップを目指すなら、まずは勉強をすること、語彙を増やすことから始めることをおすすめしました。しかし勉強時間をなかなか確保できない、語彙を増やそうにも何をどうしたらいいかわからないという方もいらっしゃると思います。 そんな方におすすめしたいのが、トライズの英語コーチングです。トライズの英語コーチングでは、専任のコンサルタントとネイティブコーチが、コンサルティングやマンツーマンレッスンなどを通じて、受講者の英語学習をサポートしています。 またトライズには、2カ月という短期間でスコアを大きくアップさせるTOEIC対策プログラムというコースがあります。2カ月で最大295点アップという実績もあり、短期間でスコアを上げたいという方に特におすすめです。 これからTOEICを就職やキャリアアップに役立てたいという方は、ぜひ当校のコーチングを利用されることも考えてみてはいかがでしょうか。 TOEICでハイスコアを目指したい、今のスコアからさらに高得点を目指したいという方は英語コーチングのトライズのTOEIC対策プログラムがおすすめです。 2か月でスコアアップを目指したい方は、無料カウンセリングで相談されてみてはいかがでしょうか。 無料カウンセリングの予約はコチラから TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」 TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。 そんな方におすすめなのがトライズ。 トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。 「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。 受講生のインタビューもご紹介します。 トライズでの1年は、 一生につながる1年だったと思います。 プロキャディ杉澤伸章さん インタビュー Versant 29 → 40 目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成 英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。 それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。 > 詳しくみる 投稿者: TORAIZTOEIC(R)TOEIC400, TOEIC450, TOEIC500, TOEICスコア, TOEICスコアアップ, TOEICテスト, TOEICレベル, TOEIC初心者, TOEIC勉強法 【2022年最新版】TOEICおす... 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