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TOEICは海外で受験できる?!受験できる国、海外受験のメリット・デメリットまとめ

留学の成果を残すために、帰国前にTOEICを受験する方法があります。日本で受験するものと思ってしまいがちなTOEICですが、実は海外でも受験が可能です。英語圏の国々での受験もできるので、留学の総仕上げとしてTOEICを受験してみましょう。

海外でもTOEICを受験可能な国一覧

海外でもTOEICを受験可能な国一覧

英語によるコミュニケーション能力とビジネス能力を判定するためのテストであるTOEICは、約150カ国で実施されている世界共通の英語テストで、留学先として多くの人が選択する英語圏の多くの国でも受験は可能です。以下に、TOEICの受験ができる主な国と都市を紹介します。

アメリカ

約65カ所で受験ができます。各州におおよそ2~3カ所の受験会場がありますが、カリフォルニア州のみ受験会場が集中しており、州内の約20カ所で受験が可能です。

カナダ

13カ所ほどの受験会場がありますが、留学先としても選択されることが多いバンクーバーとトロントに会場が集中している傾向があります。

オーストラリア

オーストラリア全土で15カ所ほどの受験会場があります。シドニーやブリスベン、メルボルンのような留学先として人気が高い大都市に複数の受験会場があり、パースやゴールドコーストなどその他の地域には各都市1カ所ずつが基本です。

ニュージーランド

約9カ所の受験会場があります。最も会場が多いのはオークランドで、その他の都市には1カ所の会場のみとなります。

イギリスでTOEICを受験できない背景

留学先として人気の国のうち、TOEICが受験できない国がイギリスです。かつてはイギリスの大学留学でも入学許可を得るための英語力の証明としてTOEICのスコアの提出が許可されていました。
しかし2014年2月、イギリスのTOEIC受験会場において回答漏洩や替え玉受験などの不正が行われました。これがきっかけとなり、イギリス内務省は英国ビザ申請においてTOEICのスコアの無効化を発表し、同時にTOEICを運営するETSとの契約も解消しました。これにより、TOEIC受験そのものがイギリス国内で廃止されてしまったため、現在イギリスではTOEICが受験不可能です。

海外でTOEICを受験するメリット・デメリット

海外でTOEICを受験するメリット・デメリット

日本とは異なる点があるTOEICの海外受験には、メリットとデメリットもいくつかあります。

メリット

まずは、TOEICの海外受験のメリットから紹介します。

実施日が近くなってからも申し込み可能

留学中に英語力が上がった状態で受験できるのが、TOEICの海外受験のメリットです。日本での受験と異なる点が多いのも、メリットとなる場合があります。

受験者が少ない

日本でTOEICを受験する場合、申し込みは受験日の1カ月半ほど前に締め切りとなります。これに対し、海外では受験日の1週間~10日前まで申し込みが可能です。受験しようと思ったときに受験しやすいのはメリットでしょう。

海外で受験するという経験

日本でTOEICを申し込む際は日本語のWebサイトで申し込みができ、受験当日もガイダンスはすべて日本語で行われます。しかし海外でのTOEIC受験では、当然ながら申し込みから受験時まですべて英語で行われます。日本では経験できない、すべて英語でのTOEIC受験という貴重な経験が得られます。

また、受験後に受け取る公式認定証もすべて英語なので、海外受験の記念にもなるでしょう。

デメリット

上述のメリットがデメリットとなる場合もあるのが、日本での受験との違いです。また、費用面でも大きく異なるので、受験前には手続きや受験料などを必ずチェックしておくことをおすすめします。

受験料が高い

日本でのTOEIC受験料は1回6000円弱で、1年以内に再度受験するとリピート割引でさらに安い費用で受験できます。しかし、海外でのTOEIC受験料は、日本よりも高くなってしまいます。国によっては日本の2倍以上の受験料がかかることが、海外受験のデメリットでしょう。

申し込み・ガイダンスがすべて英語

海外のTOEICは、現地の事業者が運営しています。申し込みのためのWebサイトのほか、受験会場でのガイダンスももちろんすべて英語です。これらは先述のように、英語力に問題がなければメリットとしても挙げられますが、十分な英語力がない場合はデメリットになることもあるでしょう。
また、TOEICは世界中で受験できるものの、運営は国によって異なります。公式認定証の発行も同様に、受験した国でのみ発行するのが基本です。そのため、帰国した後に海外で受験したTOEICテストの公式認定証を日本で発行することは不可能という点も要注意です。

海外で受験するとスコアが上がる?

日本でTOEICを受験するよりも、海外で受験した方がスコアが上がるという話を聞いたことはないでしょうか。なぜ、海外受験の方が良いスコアが出ると考えられているのでしょうか。その真偽について紹介します。

難易度は変わらない

日本では、2015年より新形式のTOEICテストの実施が始まりました。この新形式のテストは同時期にすべての国々で始まったわけではなく、当時海外では旧形式のテストも実施されていました。
旧形式の方が新形式より問題内容がやさしく感じたという声もあったことから、新形式導入に時差が生じている海外でのTOEIC受験の方が、日本での受験よりも良いスコアが出やすいという話が広まったものと思われます。
しかし現在は、海外でも新形式のテストが一般的となっています。日本でも海外でも同レベルの内容のテストとなっているため難易度に差はなく、海外受験で必ずしもスコアが上がるとは言えません。

英語を使う環境で受験できる

海外受験でも日本での受験と出題内容にほぼ差はないといわれるTOEICですが、それでも海外受験でスコアが上がったという声は聞かれます。その理由は、問題内容の違いではなく、英語を使う環境での受験が影響していると考えられます。
日本語が少なく、周囲のほとんどが英語のみを使う環境に長くいれば、英語を使うことに馴染みが出てきます。そのような、英語に慣れやすい環境でTOEICを受験すれば、日本語環境にいる中での受験よりもスコアが上がりやすいものといえるでしょう。

取得したスコアはどこでも有効?

国際的なテストであるTOEICのスコアは、基本的に世界中で有効となります。ただし、就職活動時にスコア提出が求められた場合、公式認定証が必要となることがある点、そして一部の企業では国内受験のTOEICスコアのみを認める場合がある点に注意が必要です。

帰国してからも勉強の継続を

留学の成果を残すためにTOEICを受験することは、英語力の上達を目に見える形で残せる方法ですが、帰国後は英語を使う環境が格段に減ることが多いため、留学時よりも英語力が落ちてしまうことが多いものです。留学から帰った後、再度TOEICを受験したときにスコアが下がっていることも、決して珍しくありません。
さらなるスコアアップを望むのであれば、帰国後も継続して英語の勉強を行うことが重要といえるでしょう。

関連記事:【2023年度最新版】TOEICの試験日程・年間スケジュールまとめ 

まとめ

TOEICは、海外留学の成果を形に残して仕上げにできるテストです。海外受験でもスコアは帰国後に有効となることも多く、留学で得た英語力を証明できるため、その後の就職にも役立つはずです。
帰国する前に、海外留学の仕上げとして一度TOEICを受験してみてはいかがでしょうか。

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「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。

受講生のインタビューもご紹介します。

           トライズ修了生杉沢伸章さんの画像

トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

Versant 29 → 40

目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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