AUG 17 2020 Tweet Share TOEIC(R) 目指せTOEICリスニング9割超え!上級者が実行すべき先読み術 TOEICリスニングセクションを解くコツとして、「問題が読まれる前に、設問を先に読んでおく」ということがよく言われています。しかし英語上級者であっても、いざ実践しようとすると、すべてを先読みする時間的余裕はなく、また先読みすることに必死になり肝心のリスニングがおろそかになったりと、なかなかペースが確立できずに悩む方も多いかと思います。 今回は、TOEICリスニングセクションで9割越えを目指す方向けに、ぜひ実践してほしい先読み術についてご紹介します。 目次1 TOEICリスニングセクションの問題構成1.1 リスニングPart1の特徴1.2 リスニングPart2の特徴1.3 リスニングPart3の特徴1.4 リスニングPart4の特徴2 TOEICリスニング対策:上級者が実行すべき「先読み術」2.1 TOEICリスニング対策:Part1 写真描写問題2.2 TOEICリスニング対策:Part2 応答問題2.3 TOEICリスニング対策:Part3・Part4 会話問題・説明文問題3 TOEICリスニングおすすめ勉強法3.1 TOEICリスニング勉強法①:模擬テストを解きまくる3.2 TOEICリスニング勉強法②:聞き取れない箇所を徹底的にシャドーイング3.3 TOEICリスニング勉強法③:マークシートに慣れておく4 TOEICリスニング対策で当日にできるテクニック4.1 TOEICリスニングテクニック①:わからない問題を引きずらない4.2 TOEICリスニングテクニック②:会場へ行くまでに英語耳をつくる4.3 TOEICリスニングテクニック番外編:音量を上げてもらう5 まとめ6 TOEICリスニング対策なら英語コーチング「トライズ」 TOEICリスニングセクションの問題構成 まず、リスニングセクションの構成をおさらいしておきましょう。TOEICのリスニングセクションは、Part1、Part2、Part3、Part4の4つのパートで構成されます。計100問出題され、約45分間行われます。 リスニングPart1の特徴 写真描写問題が6問出題されます。 問題用紙には設問などはなく、写真のみが印刷されています。1枚の写真について4つの短い説明文が読まれ、そのうち写真を最も適切に描写しているものを選ぶ問題です。 リスニングPart2の特徴 応答問題が25問出題されます。 問題用紙には設問などは印刷されておらず、「Mark your answer on your answer sheet.」という文だけが記載されています。1つの質問または発言と、それに対する3つの応答がそれぞれ放送され、最も適切な応答を選ぶ問題です。 リスニングPart3の特徴 会話問題が39問出題されます。 会話が放送され、そのあとに設問が続きます。会話は印刷されておらず、設問と選択肢が記載されています。4つの選択肢の中から最も適切なものを選ぶ問題です。 リスニングPart4の特徴 説明文問題が30問出題されます。 アナウンスやナレーションなどの説明文が一度だけ放送され、そのあとに設問が続きます。Part3と同様に説明文の記載はなく、問題用紙の設問と選択肢を読み、4つの選択肢の中から最も適切なものを選ぶ問題です。 TOEICリスニング対策:上級者が実行すべき「先読み術」 以上のようにパートごとに出題形式が異なり、とくにPart1、Part2は問題用紙に設問が印刷されていないため、その時間は先読みを意識する必要はないのでは…?と思われがちです。しかし、リスニング9割越えを目指す英語上級者はぜひ、Part1、Part2から先読みを意識して臨んでほしいと思います。 では、上級者に実行してほしい、先読みを意識したリスニングセクション全体の流れを見ていきましょう。 TOEICリスニング対策:Part1 写真描写問題 Part1は「設問を読む」というよりも、「先を読む(予想する)」ことに注力しましょう。 Directionの間は、音声を流し聞いて耳を英語に慣らしつつ、計6枚の写真に目を通しておきます。その間に、正解としてどのような説明文が流れるか大まかに想像しておくと、流れてくる英語がスムーズに頭に入ってくるのでおすすめです。 9割越えを目指すならできるだけ落としたくないパートなので、ここでは落ち着いて正確性を重視しましょう。 TOEICリスニング対策:Part2 応答問題 Part2自体は設問や選択肢が印刷されておらず、先読みは必要ありません。しかし、30秒ほどのDirectionが流れるので、ここを有効活用します。 具体的には、Directionが流れる間にPart3とPart4の図表に目を通しておきます。グラフやクーポン券、フロア案内図などいくつかのパターンがありますが、中には一瞬見ただけでは何を表しているのか分かりづらいものや、情報量が多いものもあります。 Part3、Part4に入ってしまうと先読みに使える時間が限られてしまうので、この時点で何に関する図表かだけでも、大まかに把握します。 TOEIC Part1・2の対策とおすすめ参考書を紹介【初心者もOK】 TOEICリスニング対策:Part3・Part4 会話問題・説明文問題 この両パートの流れは、ほぼ同じです。 Directionが流れる間に、最初の問題の設問3つ分を読みます。その際、各設問の選択肢もできるだけ見ておきます。 問題番号が読み上げられたら即座に頭を切り替え、集中して音声に耳を傾けます。その際、正解だと思われるものに指を置いておきましょう。 音声が終わったら設問の読み上げは無視して解答を導き、3問分素早くマークします。 3つ目の設問が読み上げられる前に、次の問題の設問の先読みに移行できるように意識します。 これを繰り返していきます。 上級者は設問だけではなく選択肢まで見ておくことで、この後読まれる英語の内容がぐっとクリアに予想できるようになり、解答を導くことがより容易になってきます。選択肢によっては長めの文章になっているものもあるので、その場合は最初の1~2つの選択肢を目に入れておくだけでも、充分効果があります。 ここで、読むことに夢中になってリスニングがおろそかになっては本末転倒。問題番号が読まれたら即座に読むのを中断し、音声に集中しましょう。 TOEICリスニングおすすめ勉強法 以上の先読み術を実行できるようになれば、リスニングの点数は大幅に伸び、9割越えも決して夢ではありません。ここで最も重要なのは、「先読み→集中して聞く」というペースを自分の中で確立させ、また本番でそれをいかに崩さずにキープするかということです。 そのペースを作りテスト当日実行するためには、どういった勉強をすれば良いのでしょうか? TOEICリスニング勉強法①:模擬テストを解きまくる 「先読み→聞く」のペースを確立させるには、本番と同じ問題量を同じ時間で解き、とにかく数をこなして慣れることが一番です。残念ながら一朝一夕には身につきませんが、何度か繰り返すうちに「あれっ、落ち着いて先読みできるようになってきたな」と感じる瞬間が来るはずです。そのときが来るまで、自分を信じて継続してみましょう。 また、模擬テストを多く解いていくことで出題パターンも自分の中に蓄積されるので、似たような問題に素早く対応できるようになります。 おすすめは、TOEIC公式問題集です。 TOEICリスニング勉強法②:聞き取れない箇所を徹底的にシャドーイング テスト本番は、聞き取れない箇所が少ないほど、ペースをキープしやすくなります。 シャドーイングは、リスニング力を高めるうえで非常に有効です。「自分で発音できないものは聞き取れない」とよく言われますが、学習の中で実感している人も多いのではないでしょうか。不正解だった問題はもちろん、「あまり聞き取れなかったけどなんとか正解した」という問題も、あとで復習できるよう目印をつけておきましょう。 すべて解き終わった後に、はっきり聞き取れなかった箇所を、音声に合わせて自分も一緒に読んでみます。簡単で短い単語や前置詞ほど、英語ネイティブは短く軽く発音するので聞き取りづらくなります。上級者はそのような部分も拾えるようになると理想的です。 関連記事:TOEIC対策にシャドーイングは効果ある?おすすめアプリも紹介 TOEICリスニング勉強法③:マークシートに慣れておく 普段からリスニング問題を解くときも、ノートなどでなく印刷したマークシートで解くことをおすすめします。とくにリスニングセクションは、一瞬の隙で「先読み→聞く」のペースが崩れてしまう可能性があります。当日マークミスなどで時間をロスしてしまうのは致命的です。 TOEICのリスニング対策で初心者が失敗しないためのコツとは TOEICリスニング対策で当日にできるテクニック TOEICリスニングテクニック①:わからない問題を引きずらない テスト本番、わからない問題や自信のない問題は必ずあります。そこに固執して設問を先読みできないことや、引きずってしまい聞くことへの集中力が欠けることが、リスニングにおける最大の敵です。割り切ることを意識し、とにかくペースを保つことに努めましょう。 TOEICリスニングテクニック②:会場へ行くまでに英語耳をつくる 上級者でも、日本語ばかりの環境の中でいきなり英語を理解しようとすると、なかなか頭の切り替えが大変なもの。そこで、会場に着くまでの電車などの中で、英語耳を作っておきましょう。おすすめは、公式問題集などのリスニングCDをイヤホンで聞くこと。英語耳をつくることができ、またTOEIC受検への集中力を高めてくれます。 TOEICリスニングテクニック番外編:音量を上げてもらう テスト開始前にはリスニングの音声チェックが入り、聞こえづらくないか確認されます。この時点で充分聞き取りやすいはずですが、あえてもう一段階音量を上げるよう頼んでみましょう。 上級者ほど、ネイティブが短く発音するような単語や前置詞もできるだけ拾っておくことが重要です。音量を上げてもらうことにはペナルティもなく、依頼して損はないので、ぜひ試してみてください。 TOEICの試験時間は?当日の流れを一から解説 まとめ 一度自分の中で「先読み→聞く」のペースを確立し、本番もペースを保って確実に先読みができるようになると、その後安定して高得点が取れるようになります。慣れるまでは根気が必要ですが、TOEIC高得点を目指すために、まずはリスニング9割越えを目指して頑張ってみましょう! 英語コーチングTORAIZ(トライズ)のTOEIC対策プログラムとは?特徴や効果を解説 TOEICリスニング対策なら英語コーチング「トライズ」 社会人の方で仕事が忙しく、自宅で学習時間を確保できる自信がない方は、英語コーチングスクールがおすすめです。英語コーチングスクールでは、コーチが自宅学習の管理や学習カリキュラムの作成をしてくれるので、忙しい方や限られた時間しかない方でも、TOEICの短期スコアアップができます。 TOEIC対策スクールの「トライズ」では2ヶ月間のTOEIC専門コーチングカリキュラムが用意されています。短期間でTOEICスコアを上げて、キャリアアップや就職に役立てたいという方は、トライズをおすすめします。 無料カウンセリングも行っています。以下より詳細をご確認ください。 無料カウンセリングの予約はコチラから TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」 TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。 そんな方におすすめなのがトライズ。 トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。 「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。 受講生のインタビューもご紹介します。 トライズでの1年は、 一生につながる1年だったと思います。 プロキャディ杉澤伸章さん インタビュー Versant 29 → 40 目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成 英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。 それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。 > 詳しくみる 投稿者: WTTOEIC(R)part1, Part2, part3, part4, TOEIC, TOEICテスト, TOEIC対策, スコアアップ, リスニング, 先読み TOEIC900点のレベル・勉強方... 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