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TOEIC®に必要な集中力の考え方

勉強や仕事などでいい結果を残すためには集中力が大切だと考えられています。TOEIC®についても集中力が重要である点は違いありません。一方で、「集中力」がどういうものなのか深く考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。こちらでは、集中力という能力の概要について深く分析するとともに、TOEIC®に必要な集中力、また勉強や試験で集中するコツについてお話しします。

TOEIC®における「集中力」って何?

まずは「集中力」という言葉の定義について明確にしていきましょう。さまざまな考え方ありますが、「ひとつの物事に手中して取り組む能力」といえるでしょう。TOEIC®に限らず、さまざまな作業・仕事に求められる能力です。

TOEIC®に必要な集中力を、もう少し具体的に考えていきましょう。厳密に考えると、セクションによって求められる集中力が異なるかもしれません。リスニングセクションでは絶え間なく音声が流れるため、集中力を切らすと大切な部分を聞き逃し、スコアをロスしてしまうことが考えられます。リーディングも時間外に解ききるためには休む暇はなく、集中力が求められるといえます。

そもそも2時間集中力は続くのか?

TOIECの試験はリスニング45分、リーディング75分の合計2時間です。日常的に集中力が続かず悩んでいる人は多いかもしれません。そもそも2時間も集中力を持続させることは可能なのでしょうか?

人による違いはあるものの、人間が高い集中力を保てるのは15分間程度、どれだけ調節しても連続で集中できる時間の限界は90分間程度だといわれています。つまり、2時間の試験中、高い集中力を維持するのはそもそも困難なのです。集中力の向上によってスコアを上げるのは限界があります。

ただし、2時間の集中が難しいからといって、スコアアップができないわけではありません。日本語を母国語とする日本人は、普段の会話において“集中して”日本語を使っているわけではないはずです。つまり、英語力が向上すると、それほど集中しなくても解ける問題が多くなってきます。また、受験を繰り替えるうちに、集中力をオフできるポイントもわかるようになってくるでしょう。

一方で、集中力を維持できる時間を少しでも長くしておくことはやはり大切です。特にハイスコアを狙う場合は、集中とリラックスをバランスよく繰り返していく必要があります。

集中力の3要素

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集中力についてより深く考えるために、いくつかの要素に細分化してみましょう。今回は、以下のような「持続力」「回復力」「コントロール能力」の3つの要素に分けて検証していきます。

持続力

持続力は集中力を維持できる能力です。例えるならスポーツにおける持久力のようなものであり、この能力が高いほど長い集中に耐えられるようになります。TOEIC®な2時間におよぶ長い試験のため、持続力を少しでも上げておくことは大切です。

回復力

回復力とは、予期せず集中力が切れてしまった状態から復帰するための能力です。リスニングで大事な部分を聞き逃してしまったとき、リーディングの初歩的な問題で思わぬ時間をとられてしまったときなど、試験中には集中力を削ぐトラブルが発生します。また、人によっては周りにいる他の受験者の存在によって集中力が落ちてしまうこともあるでしょう。回復力が高ければ、そうした状態からスピーディーに集中状態へと復帰できます。

コントロール能力

コントロール能力は、意図的に集中のレベルを上下させる能力、また集中をオン・オフするための能力です。TOEIC®には、集中しなければ解けない難問の一方で、それほど集中力がいらない簡単な問題も存在します。難問のことを考えると、簡単な問題はリラックスして解けると理想的です。意識的に集中力をコントロールできるようになれば、無駄な消費を抑えることができます。

集中できない理由とは

集中力を削ぐ要素についても知っておくと対策しやすいかもしれません。人の集中力を落とす一般的な要素をご紹介します。

他のことへの関心

集中したいことや、今やるべきことに対して自由自在に集中できるわけではありません。他のことへの関心が上回っていれば、その仕事・作業に集中しづらくなってしまいます。勉強したいのにネットサーフィンをしてしまう、テレビを見てしまう、といったケースはこちらに該当します。

継続していることに対する飽き

人間は同じことを継続して行っていると飽きてきます。興味を持って取り組んでいた最初の頃の集中力を維持し続けるのは簡単ではありません。飽きからやめてしまっては本末転倒なため、適度に休息をとりながら長く取り組むことが推奨されています。

疲労・体調不良

疲労や体調不良など、身体のコンディションも集中力に大きな影響を与えます。集中という行為にはある程度の体力が必要です。集中するために、ときむやみに取り組まず休まなければならないこともあります。

危機感の欠如

「自分には必要ない」「今やらなくてもいい」など、余裕や慢心によって集中力が削がれている場合もあります。ある程度の危機感は集中力を向上させるうえで大切です。

勉強中・試験中の集中力

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集中するためのコツを事前勉強時、試験中に分けてご紹介します。

勉強に集中するコツ

自宅で勉強する場合、他の誘惑を退けることが大切です。また、新鮮な気持ちで取り組むことや、身体の不調を無視して勉強を続けないことも意識してください。集中できない場合は、以下のようなコツを意識してみましょう。

〇スマホの電源を切る

〇環境を変えてみる

〇着替えて気持ちを切り替える

〇無理して眠いときに勉強しない

〇疲れたら少し体を動かす

また、集中するためのメソッドとして「ポモドーロテクニック」というものも普及しています。25分勉強して5分休憩するなど、緩急をつけたサイクルで集中力を持続させる考え方です。勉強の習慣化にもつながるため、積極的に取り入れてください。

試験に集中するコツ

本試験に集中するコツは、どちらかといえば以下のようなコンディションづくりが中心です。

〇作業興奮を意識して没頭する

〇前日は勉強せず睡眠時間を確保

〇適度に食事を済ませ空腹にならないように

〇思考を高めるため糖分を摂取

〇トイレにいっておく

集中力が高まる自分のスイッチを見つけよう

ここまで集中力向上のコツをご紹介しましたが、実際にどのような意識・取り組みで集中力が向上するのかは人それぞれです。大切なのは、集中力が向上する自分なりのスイッチを見つけておくことです。

特定の行動、生活習慣、ルーティンなど、何が集中力スイッチになるかはわかりません。今回ご紹介したコツをはじめとして、いろいろなことを試してみてください。集中力をコントロールできるようになれば実力を出しやすくなるため、英語力の向上に匹敵するほど重要といえます。TOEIC®対策だけではなく、他の仕事や作業にも役立つはずです。

***

集中力を意識して英語学習や試験に取り組むと、TOEIC®のスコアに思わぬ好影響が現れる場合があります。反対に、努力に対してスコアが伸びていない……と感じている人は、集中力が問題かもしれません。勉強は時間の一方で密度も大切です。集中力を意識して、一度の勉強の効果を高めましょう。集中力コントロールは、TOEIC®以外にもさまざまな場面で役立つスキルです。

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受講生のインタビューもご紹介します。

           トライズ修了生杉沢伸章さんの画像

トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

Versant 29 → 40

目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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