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TOEICリーディングが伸びない方必見!おすすめ勉強法やコツをパート別に徹底解説

TOEICリーディングが伸びない方必見!おすすめ勉強法やコツをパート別に徹底解説

TOEICリーディングは、パート5・6・7の3つのパートで構成されており、75分間で100問の問題を解きます。

「リスニングはいい感じだけれど、リーディングがなかなか伸びない」「リーディング対策って具体的に何をすればいいのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、以下の順番で、TOEICリーディングパートについて徹底解説します。

  • TOEICリーディングが伸びない3つの理由
  • TOEICリーディングの問題概要&解く際のコツ(パート別)まとめ
  • TOEICリーディング全パートで使えるコツ&テクニック3つ
  • TOEICリーディング対策におすすめの勉強方法
  • TOEICリーディングにおすすめの参考書3選

記事を最後までチェックすれば、TOEICリーディングに関することが一通り分かり、最善な状態でリーディング対策を始められますよ。

TOEICリーディングが伸びない3つの理由

TOEICリーディングが伸びない3つの理由

TOEICスコアは、ただ時間をかけて勉強をするだけではなく、正しい方法で勉強しなければ伸びません。せっかく時間を費やしているのにもかかわらず、思うようにスコアが伸びなければ悔しいですし、時間と労力がもったいないですよね。

そこでまずは、TOEICリーディングが伸びない3つの理由について見てみましょう。TOEICリーディングが伸びない3つの理由は以下の3つです。

  • 時間配分を意識せずに問題を解いているから
  • 語彙力が足りていないから
  • 問題演習ばかりして仕組みを理解しようとしていないから

1つでも当てはまる項目があれば、今日から改善しましょう。それぞれ詳しく解説します。

時間配分を意識せずに問題を解いているから

時間配分を意識せずにいくらリーディングの問題演習を行っても、スコアは伸びません。なぜならTOEIC本番では、100問75分という時間制限の元、問題を解かなければならないからです。

時間無制限だと解けていた問題でも、1問30秒という制限時間が設けられると、解けなくなったりします。よって普段から時間配分を意識して問題を解くことをおすすめします。

TOEICリーディングの問題を解くのにおすすめの時間配分は以下の通りです。

  • パート5:1問20秒
  • パート6:1問30秒
  • パート7:1問1分

上記の時間配分で問題を解くと、72分でリーディングパートを全て解き終えることができ、3分間の復習の時間を確保できます。

TOEICの時間配分については、以下の記事でも詳しく解説しています。

TOEICの時間配分は秒単位で決めろ!各パート解き方を解説!

目の前に時計を置いたり、スマホのストップウォッチを使ったりして時間を計りながら問題を解きましょう。

制限時間内に問題が解けて初めて正解としましょう。答えがあっていても、時間をオーバーしてしまっては、本番では解けません。

語彙力が足りていないから

TOEICリーディングのスコアを伸ばす上で最も大切なのが語彙力です。なぜならTOEICは選択式の試験なので、英文の意味が何となく理解できれば、正解を消去法で絞り込めるからです。

単語が分からなければ、文章の大まかな意味を掴むことすらできません。問題演習中に分からない単語が多すぎて文章の意味が掴めなかったり、これまで単語学習に力を入れてこなかったりする方は、単語学習に力を入れて語彙力の底上げをしましょう。

単語学習は単純作業なので、見て見ぬ振りをして他の対策に移ってしまう方が多いです。しかし英語の土台である語彙力なくしてTOEICリーディングスコアの向上は期待できません。

TOEIC対策用の単語帳を1冊も持っていないのであれば、この機会に購入しておきましょう。TOEIC対策におすすめの単語帳については、以下の記事で詳しく解説しています。

【超人気】TOEIC単語帳レベル別おすすめ10選!勉強法も解説

問題演習ばかりして仕組みを理解しようとしていないから

TOEIC対策として、とにかく問題を解いてばかりいる方がいますが、それではリーディングのスコアは伸びません。なぜならTOEICのリーディングスコアを伸ばすには、間違えた問題を復習し、なぜ間違えてしまったのかを理解することが重要だからです。

なぜ間違えたのかを解説を読んで理解することで、次似たような問題が出たときに正解できるようになります。

「どんどん問題数をこなしたい」という気持ちも分かりますが、1問1問にしっかり時間をかけて復習するようにしましょう。

TOEICリーディングセクションを最後まで解くことの重要性

仮に、パート7終盤2つの大問を読む時間がなかったとしましょう。パート7の後半は大問ひとつにつき5つ設問があるので、10問も回答できないことになります。単純計算で1問5点だとすると、読めば解けたかもしれない問題で、なんと50点も落とすことになってしまうのです。これは言い換えれば、全ての問題を時間内に終わらせることにより、大幅な得点アップが叶うということでもあります。

多くの方にとって100問を75分で全て解くことは至難の業のはず。ここからは、時間内にすべての問題に回答するための攻略法を、各パートに分けてご紹介します。

TOEICリーディング対策で今度こそ脱英語中級者!

【パート別】TOEICリーディングの問題概要&解く際のコツまとめ

【パート別】TOEICリーディングの問題概要&解く際のコツまとめ

TOEICリーディングの問題概要と解く際のコツを、パート5・6・7の順番で紹介します。

パート5:短文穴埋め問題は速さ勝負!瞬殺問題がカギ

対策することで最も時間を短縮できるのが、パート5です。このパートをできるだけ速く解き、後半にかけられる時間をいかに稼ぐかが重要です。

パート5の構成

Par5は短文穴埋め問題が計30問出題されます。4つの選択肢の中から適切なものを選び、不完全な文章を完成させる問題形式です。

このパートは、問題によって解き方が大きく3パターンに分けられます。空欄前後を見て一瞬で解ける問題と、文章からキーワードを拾えば解ける問題、そして文章全体を読み内容を把握しないと解けない問題です。

<例題>

Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily ( ) .

(A) complication

(B) complicates

(C) complicate

(D) complicated

<解答>

(D)complicated

出典:サンプル問題 リーディングセクション Part5|国際ビジネスコミュニケーション協会

パート5を解く際のコツ

このパートは10分以内、1問あたり20秒以内に解くことを目指しましょう。

どの問題も、まずは空欄の前後を素早く見たあと、選択肢を確認します。ここで、品詞問題とコロケーション問題(自然な単語の組み合わせを問う問題)は10秒ほどで瞬間的に解いてしまいます。

空欄の前後だけで適切な選択肢が判断できなかった場合、文章を一度斜め読みします。例えば選択肢すべてが同じ品詞である問題などは、文章全体の意味を理解しなくてもキーワードを拾うだけで回答できることが多いです。

それでも判断できなかったときに初めて、意味を捉えながら全文を読みます。文章の意味を把握しなければ回答できない問題には、接続詞を問われるものなどが挙げられますが、実はこの手の問題はパート5内に1〜2つほどしかありません。

このような戦略で解くことで、大幅な時短ができるはずです。

TOEICパート5の具体的な対策方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

TOEIC Part5・6の対策と参考書を紹介【3パターンを覚えるだけ】

パート6:長文穴埋め問題はスピーディに全文を読む

パート6:長文穴埋め問題はスピーディに全文を読む

こちらもパート5と同様、素早く解いてパート7への時間を稼ぎたいパートです。しかしパート6はパート5とは異なり、空欄前後のみの確認だけでなく、初めから全文を読むことをおすすめします。

<例題>

To: Project Leads

From: James Pak

Subject: Training Courses

To all Pak Designs project leaders:

In the coming weeks, we will be organizing several training sessions for ( 1 ) employees. At Pak Designs, we believe that with the proper help and support from our senior project leaders, less experienced staff can quickly ( 2 ) a deep understanding of the process. ( 3 ), they can improve their ability to communicate effectively across divisions. When employees at all experience levels interact, every employee’s competency level rises and the business overall benefits. For that reason, we are urging experienced project leaders to attend each one of the interactive seminars that will be held throughout the coming month. ( 4 ).

Thank you for your support.

James Pak

Pak Designs

1.

(A)interest

(B)interests

(C)interested

(D)interesting

2.

(A)develop

(B)raise

(C)open

(D)complete

3.

(A)After all

(B)For

(C)Even so

(D)At the same time

4.

(A)Let me explain our plans for on-site staff training.

(B)We hope that you will strongly consider joining us.

(C)Today’s training session will be postponed until Monday.

(D)This is the first in a series of such lectures.

<解答>

1.(C)、2.(A)、3.(D)、4.(B)

出典:サンプル問題 リーディングセクション Part6|国際ビジネスコミュニケーション協会

パート6の構成

パート6は長文穴埋め問題が16問出題されます。メールや注意書きなどの文書中の空欄に入る、適切な選択肢を回答します。1文書につき設問は4つあり、また各選択肢には単語だけではなく、句や一文も含まれます。

パート6を解く際のコツ

このパートも、10分以内の回答を目指します。

パート5同様、パート6にも文書を全て読まなくても解ける品詞やコロケーションの問題が含まれます。しかし、1つの文章の4つの設問のうち必ず1つは、全文の意味を把握しないと解けない問題が含まれています。なのでこのパートは、焦り過ぎずに文章を最初から、意味を把握しながら読んでいくことがポイントです。

文章を読んでいき、空欄にたどり着いた時点で選択肢を確認し、その段階で解けるのであればその都度解き、後半の意味を確認する必要があれば後回しにする、という形で解いていきましょう。

TOEICパート6の具体的な対策方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

TOEIC Part5・6の対策と参考書を紹介【3パターンを覚えるだけ】

パート7:長文読解は設問の先読みがポイント

パート7:長文読解は設問の先読みがポイント

多くの方がこのパート7を苦手としており、長文が複数並んでいるのを見るだけで気が滅入ってしまう…という方もいらっしゃるかと思います。最も集中力を要するパートですが、先に設問を確認することで文書の内容を予測しながら読み、スムーズに回答することに繋がります。

パート7の構成

パート7は、雑誌や新聞記事、メールやテキストメッセージなど様々な文書を読み、設問に合うものを4つの選択肢から解答する問題です。文書ごとに設問の数は異なり、シングルパッセージ(1つの文書を読む問題)では各文書につき2~4つの設問で計29問、ダブルパッセージ・トリプルパッセージ(2つ・3つの文書を読む問題)では5つの設問で計25問で構成されます。

<例題>

Used Car For Sale.

Six-year-old used Caelisle Custom.

Only one owner. Low mileage. Car used to commute short distances to town. Brakes and tires replaced six months ago. Struts replaced two weeks ago. Air conditioning works well, but heater takes a while to warm up. Brand new spare tire included. Priced to sell. Owner going overseas at the end of this month and must sell the car. Call Firoozeh Ghorbani at (848) 555-0132

1.What is suggested about the car?

(A)It was recently repaired.

(B)It has had more than one owner.

(C)It is very fuel efficient.

(D) It has been on sale for six months

2.Accoding to the advertisement, why is Ms.Ghorbani selling her car?

(A)She cannot repair the car’s temperature control.

(B)She finds it difficult to maintain.

(C)She would like to have a newer model.

(D)She is leaving for another country.

<解答>

1.(A)、2.(D)

出典:サンプル問題 リーディングセクション Part7|国際ビジネスコミュニケーション協会

パート7を解く際のコツ

パート5、パート6をそれぞれ10分程度で解ければ、パート7には55分かけられることになります。

パート7は、まず初めに設問を読むことが重要です。何を問われているのかを掴んでから文書を読むことで、必要な情報を効率良く探すことができます。また、設問からどのようなことが文書に書かれているか、内容をある程度推測することができるというメリットもあります。選択肢まで読み込む必要はありませんが、最初の1〜2つをパッと目に入れると、どのようなことが問われているかがより明確になります。

設問に目を通したあと、文書を読み始めます。段落などで区切ってある程度切りの良いところまで読み、その時点で解けそうな設問があるか確認し、あれば解答して無ければそのまま読み進める…という作業を繰り返します。このような読み方をすることにより、文書を全て読んだ後に、再度解答を探すために読み直すという作業をしなくて済むので、スピードアップに繋がります。

TOEICパート7の具体的な対策方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

TOEIC Part7の対策と参考書を3つずつ紹介【初心者もOK】

TOEICリーディング全パートで使えるコツ&テクニック3つ

TOEICリーディング全パートで使えるコツ&テクニック3つ

続いて、どのパートでも使えるコツやテクニック、以下の3つを紹介します。

  • リーディングで迷う問題はあとで戻って解く
  • 固有名詞にこだわりすぎない
  • 難しい問題は消去法で解く

それぞれ詳しく見ていきましょう。

リーディングで迷う問題はあとで戻って解く

特にパート5のコロケーション問題などは、覚えていれば一瞬で解くことができますが、覚えていなければ、時間をかけても正解にたどり着くとは限りません。また品詞問題についても、自分の選ぼうとしている解答が信じられずに、あれこれ悩む時間を使ってしまう方も多いと思います。

このような問題と出会ってしまったら、その場で時間をかけすぎずに回答をマークしてしまい、すべてを解き終わった後にもう一度戻ることをおすすめします。TOEICでは問題用紙及び解答用紙への書き込みはNGなので、あまり目立たない程度に点を打ち、目印をつけましょう。

固有名詞にこだわりすぎない

会社名や人名、地名などの固有名詞は、TOEICで非常によく出てきます。これらを脳内できちんと読んでしまうと、馴染みのないものが多いせいで、意外と時間を消耗してしまいます。

大文字の単語や、イタリック表記されているものは固有名詞と判断し、単語を一つひとつ読むことは避け、記号のように認識すると良いでしょう。また、人名も適当に読み流すか、頭文字で識別する程度にしましょう。

難しい問題は消去法で解く

TOEICの問題を瞬時に解くためには、消去法ではなく、「絶対にこれが答えだ」という答えを見つけるべきです。しかし難しい問題だと「絶対にこれが答えだ」という答えは見つかりません。

その場合は、多少時間はかかりますが、消去法で問題を解きましょう。例えば4つの選択肢を2つに絞ることができれば、そこから正解できる可能性は二分の一です。

TOEICリーディングを解くスピードを上げるおすすめ勉強法

TOEICリーディングを解くスピードを上げるおすすめの勉強方法は以下の2つです。

  • 毎回時間を計って解く
  • 語彙力強化は解答の速さに直結する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

毎回時間を計って解く

目標時間を設定して時間内に解くことを意識し続けることで、スピード感覚を養います。試験に向けて集中力を身につけるためには、最初から通して模擬テストなどを解くことがおすすめですが、その際も自分が各パートに何分かけているかは把握していくようにしましょう。

語彙力強化は解答の速さに直結する

知らない単語や、意味があやふやな単語が多いと、穴の空いた文章を読んでいるようなもので、スムーズに理解ができません。もちろん、意味を推測して解くこともできますが、余計な時間がかかってしまいます。

単語帳などをフル活用して、語彙力の強化を目指しましょう。地道で根気のいる作業ですが、文章を理解するスピードが格段に変わってくるはずです。

まとめ:まずはリーディングスピードを意識。精度はあとからでもついてくる

まだTOEICのリーディングセクションを時間以内に解ききったことがないという方は、まずは正確性よりもスピードを意識して模擬テストを解き、最後まで解ききる際のスピードを一度体感してみることをおすすめします。慌ててしまったせいで間違う問題もあるかと思いますが、復習も行いながら繰り返すうちに、品詞問題への慣れや語彙力の向上に伴って瞬間的に解ける問題が増え、精度も上がってくるはずです。

全問解ききったときには達成感もあり、勉強のモチベーションもあがるでしょう。高得点を狙う方はぜひ、一度スピードを重視して勉強してみてください。

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インタビュー

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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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