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【必見】TOEICリスニング対策のおすすめ勉強法とスコアアップ法まとめ!

【必見】TOEICリスニング対策おすすめ勉強法・レベル別参考書まとめ!

独学でTOEICの対策を行っている方は、誰もが一度はこのような悩みを抱えたことがあるでしょう。

  • 習ってきた発音と本来の発音が違いすぎる
  • 全然スピードについていけない
  • リスニング力をあげるには何をしたらいいのか

実際に多くのTOEIC受験者が、リスニングに苦手意識を持っています。

そこで今回は、TOEICのリスニングスコアをあげるための勉強法&対策法をまとめていきます。ぜひ参考にしてみてください。

TOEICリスニングパートの特徴とは?

【必見】TOEICリスニング対策のおすすめ勉強法とスコアアップ法まとめ!

TOEICのリスニングでハイスコアを狙うには、セクションごとの特徴や出題される問題の傾向をある程度抑えておく必要があるでしょう。こちらの項目では、それらを改めて確認しておきましょう。

  • 速さはネイティブの会話よりも若干遅く、聞き取りやすい
  • リーディングセクションで使われる単語よりも簡単なワードがほとんど
  • アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの英語が使われている
  • 基本的には1度しか流れない

ご存知でしたか?このように見ると「あまり難しいことは言ってないんだな」ということがなんとなくわかりますよね。ただ、国ごとで異なる少しの訛りやスピード感の違いには注意したいところです。

なぜTOEICリスニングが聞き取れないのか

ではそもそも、なぜリスニングを聞き取ることができないのでしょうか?いくつか原因を探っていきましょう。

TOEICリスニングが苦手な理由①:単純に音を聞き取る基礎力が弱い

『RとL』や『VとB』など…英語には日本人に慣れない発音がたくさん出てきますよね。しかしこのような音を聞き取る力が弱いと、リスニングのスコアアップは難しいでしょう。

さらに、言葉と言葉がつながった時の発音のルールも合わせて理解しておきたいところです。例えば、「get」の発音は「 ゲット」ですよね。しかしここに単語がプラスされ、「get up」となった場合、読み方は「ゲラップ」となるんです。「t」と「up」が連結することで音は変化してしまうんです。

TOEICリスニングが苦手な理由②:国ごとの英語の訛りにイマイチついていけない

先ほどの項目で、TOEICにはアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの4か国の英語が使われていると解説しました。中にはこれらの訛りの違いに苦手意識を持っている方もいるでしょう。さらにあまり強い訛りでないとはいえ、これらを完璧に網羅するには、かなりの時間がかかってしまいます。

そのため、TOEICのリスニングの場合はベースとなっているアメリカとイギリス英語の違いを大まかに知っておくだけで構いません。(※訛りは奥深く面白いので、興味のある方はぜひ集中して取り組んでみるのもおすすめです。)

音声を聞き取れても、内容を理解することはできない

次に多く聞かれる悩みとして「音声を聞きながら同時に意味を理解するのが難しい」ということ。確かに、音の速さと内容理解を一致させるには多少のトレーニングが必要です。ではどうすれば良いのか?次の項目から確認していきましょう。

関連記事:目指せTOEICリスニング9割超え!上級者が実行すべき先読み術

TOEICリスニングおすすめ勉強法4選

【必見】TOEICリスニング対策のおすすめ勉強法とスコアアップ法まとめ!

では早速おすすめの3つの勉強法をみていきましょう。

TOEICリスニング勉強法①:ディクテーション

ディクテーションとは、聞いた英語の音声を紙に書きとるトレーニングのことです。ディクテーションを行うことで、一文の中でどの程度聞き取れているのか、時制まで認識できているかなど、自分のレベルを知ることができます。手順は以下の通りです。

  1. TOEICの英文音声を流す
  2. 聞こえてきた英語を書く(タイピングでもOK)
  3. スクリプトを確認する
  4. 全ての文や単語が理解できたらもう一度聞いてみる

はじめの時点でなかなか聞き取れない場合は、3〜4回ほど繰り返して聞いてみましょう。英語を書き取り、「なんとか聞き取れたぞ」「意味は理解できたかも」と感じたらスクリプトを見て、どれほど聞き取れたかをチェックします。

意外と手応えがあっても、冠詞の「the」や「a」、三人称単数の「s」が抜けていませんか?このように誤魔化せないのがディクテーションの最大のポイントです。丁寧に正確な音を聞き取る力を養うことができます。

TOEICリスニング勉強法②:シャドーイング

次に紹介するシャドーイングという方法は、音声から流れる英語を追いかけるように繰り返して話すトレーニングです。英語を聞きながら内容理解をする力を養うことができます。手順は以下の通りです。

  1. はじめるまえに何度か音声を聞いて耳を慣らしておく
  2. スクリプトに目を通し、何度か読みながら一緒に発音する
  3. 大体の文章の意味と単語を理解しておく
  4. 何も見ずに、聞こえてくる英語を頼りに話す

聞こえてきた英語を無理に日本語に訳そうとする必要はありません。頭で考えていると音声に遅れてしまいます。あくまで『聞こえてきた英語をそのまま話す』ということにフォーカスして見てください。多少の間違いは気にせず、スピードに慣れていくことが大切です。

リスニング力はもちろん、これはスピーキングにも役立つトレーニングです。暗記するほど何回もリピーティングすることで、次第に実戦でも使える英語になりますよ。

最強のTOEIC® L&R TEST勉強法?シャドーイングの極意

TOEICリスニング勉強法③:発音矯正

発音矯正は、リスニング力を向上させる上で欠かせない対策です。というのも、脳は自分で発音できない音を認識することができません。しかし逆を言えば、正しい発音方法を身につけてしまえば、脳は英語を音として認識してくれるようになるのです。

また、音以外にも次の点を意識してみると、より発音がよくなるかもしれません。ぜひ頭に入れておきましょう。

  • リズム
  • イントネーション
  • 英単語がもつアクセント

英会話や音声を聞いていると、日本語よりもリズムや抑揚があると感じませんか?例えば「I remember exactly where I was… 」という文章があったとき、ネイティブは「exactly」に力を入れて発音することが多いんです。

このように、少しイントネーションや強弱を意識して話す&聞くだけで、英語はより聞き取りやすくネイティブらしくなります。ぜひお試しください。

TOEICリスニング勉強法④:オーバーラッピング

余裕のある方は、上記の発音矯正を取り入れた上でオーバーラッピングにも挑戦してみましょう。オーバーラッピングとは、スクリプトをみながら音声と同時に発音をするトレーニングです。

少しシャドーイングと似ていますが、こちらはスクリプトが手元にある状態なので、よりスピードについていきやすいのが特徴です。何よりTOEICのリスニングのスピードをそのまま体感できるのがメリットと言えるでしょう。

現状で、「早くてついていけない」「スピード感に慣れることができない」と感じている方におすすめです。

TOEICリスニングの勉強の注意点

【必見】TOEICリスニング対策のおすすめ勉強法とスコアアップ法まとめ!

最後に、TOEICの勉強を進める上での注意点を解説します。

語順を意識して進める

シャドーイングやオーバーラッピングでは、自分でも文章を発音すると解説しました。しかしこの時、頭のなかで語順をぐちゃぐちゃに入れ替えてはいけません。「I want to

go back home.」という文があったら、このままの語順で「私は/したい/帰る/家に。」と意味を理解するのです。つまり、よく言う「英語脳」という状態で聴き進めることが大切です。

頭の中で単語を入れ替えているうちに、音声はどんどんと流れていってしまいます。TOEICの音声は基本体に1回しか流れないので、これを聞き逃すわけにはいかないのです。

関連記事:リスニングセクション攻略がTOEICを制す!高得点を取る方法を解説

TOEICリスニングを得意パートにブラッシュアップ

今回は、リスニングパートの勉強方法をご紹介しました。普段の学習の中に、ぜひディクテーションやシャドーイングを取り入れてみてください。

たくさんの英語を聞き、自分でもコピーしたり発音できたりするようになることで、リスニング力は着実に向上しますよ。

TOEICリスニング対策におすすめのレベル別の参考書・問題集・模試一覧

【必見】TOEICリスニング対策のおすすめ勉強法とスコアアップ法まとめ!

最後にTOEICのリスニング対策におすすめの参考書・問題集をレベル別にお伝えします。

ここでお伝えするTOEICリスニング対策のおすすめ参考書・問題集は、実際のTOEICの試験に基づいて作られた教材だけを選出しています。

なぜなら、英語のニュースアプリなどで英語慣れをするよりも、実際のTOEICの問題を意識した方がスコアの向上に直結すると考えているからです。

初心者~初中級者向け参考書・問題集(~495点)

TOEICスコアが~495点までの初心者~初中級者におすすめの教材は以下の3つです。

  1. TOEICL & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1
  2. 至高の模試600問&究極の模試600+
  3. TOEIC TEST 公式問題集

順番に見ていきましょう。

1.TOEIC L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1

TOEIC L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1」はTOEIC初心者にうってつけのリスニング対策教材だと言えます。

理由は2つあります。

  1. Part2はTOEIC初心者が最も伸ばしやすいパートだから
  2. 短文なのでリスニング対策に不慣れでも始めやすいから
1.Part2はTOEIC初心者が最も伸ばしやすいパートだから

まず、Part2はTOEIC初心者が最も伸ばしやすいパートだと言えます。

なぜなら、Part2は意識さえすれば簡単に正答できるパートだからです。

Part2は短文に対して適切な解答を選ぶ問題です。

最初は少し難しく思えますが、コツさえ掴んでしまえば初心者でもみるみるうちに正答率を伸ばすことができます。

TOEIC L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1」では、そんなPart2について詳しく丁寧に解説しているので、効果的にスコアを向上させることが可能です。

2.短文なのでリスニング対策に不慣れでも始めやすいから

「TOEIC リスニング勉強法4選」でお伝えしたシャドーイングやディクテーションなど、最初は不慣れでとっつきにくい勉強法も、短文であるPart1とPart2なら無理なく始めることができます。

一度勉強法を覚えてしまえば、上級者になるまでずっとその経験を活かしてスコアを伸ばすことが可能です。

2.至高の模試600問&究極の模試600+

至高の模試600問」と「究極の模試600+」は、TOEIC本番の試験に極限まで似せた模試を、TOEIC3回分集めた問題集です。

TOEICを運営しているETSが販売している過去問題集である「TOEIC公式問題集」よりも、1問当たりの価格が安く、かつ解説も丁寧なので、初心者も安心して取り組むことができます。

上述した「TOEIC L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1」と同じ要領で、模試のPart1とPart2の問題をディクテーションやシャドーイングをすると効果的です。

3.TOEIC TEST 公式問題集

TOEIC TEST 公式問題集」は、TOEICを運営しているETSが販売している過去問題集です。

実際に出題されたTOEICの問題に取り組むことで、英語力の向上とTOEICの問題の傾向把握を同時にできます。

上述の「至高の模試600問」と「究極の模試600+」と同じ要領で、Part1とPart2を徹底してディクテーションやシャドーイングに取り組むのが効果的です。

中級者~中上級者向け参考書・問題集(500点~725点)

TOEICスコアが500点~745点の中級者~中上級者におすすめの参考書・問題集は以下の3つです。

  1. TOEICL & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4
  2. 至高の模試600問&究極の模試600+
  3. TOEIC TEST 公式問題

順番に見ていきましょう。

1.TOEICL & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4

TOEICのスコアを500点からさらに上げる時、英語の地力を上げて、長文であるPart3とPart4に取り組む必要があります。

なぜなら、それまで得点出来なかった問題を、正確に取る必要があるからです。

Part3とPart4の問題と解法を詳しく解説した「TOEICL & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4」は、これまで「落としても仕方のない問題」だったPart3とPart4を、正確に正答するための力を身に着けるのにうってつけです。

2. 至高の模試600問&究極の模試600+

至高の模試600問」と「究極の模試600+」は、TOEIC本番の試験に極限まで似せた模試を、TOEIC3回分集めた問題集です。

「初心者~初中級者」の項で先述したPart1とPart2の勉強で培った勉強法を、今度はPart3とPart4でそのまま行いましょう。

最初は途方もなく思えるディクテーションやシャドーイングも、回数を重ねるうちに上手になる自分に気が付くでしょう。

3.TOEIC TEST 公式問題集

TOEIC TEST 公式問題集」は、TOEICを運営しているETSが販売している過去問題集です。

実際に出題されたTOEICの問題に取り組むことで、英語力の向上とTOEICの問題の傾向把握を同時にできます。

上述の「至高の模試600問」と「究極の模試600+」と同じく、Part3とPart4の問題音声を用いてディクテーションやシャドーイングを行いましょう。

リスニング力の向上とTOEICのPart3&Part4の傾向把握が同時にできるので非常に効果的です。

上級者向け参考書・問題集(730点~990点)

最後に、TOEICのスコアが730を超えた上級者が、さらに上を目指すためのリスニング対策には以下2つの参考書・問題集がうってつけです。

  1. 精選模試リスニング 1~3
  2. TOEIC LR でる模試リスニング700問

上記2つの教材の共通点は、「本番の模試より少し難易度の高い模試」です。

順番に見ていきましょう。

1.精選模試リスニング

精選模試リスニングは、リスニングの問題を500問集めた模試です。

精選模試リスニングは、問題のパターンが違う「精選模試リスニング①」「精選模試リスニング②」「精選模試リスニング③」とに分けられています。

500問もの質の高い模試を、1冊につき約2,000円で購入できる圧倒的なコストパフォーマンスが大きな利点です。

解いてみると、「実際のTOEICで出題される問題の中で、難易度が高い問題が多めに収録されている」ことがわかります。

リスニング対策で、より高い負荷をかけて、さらにスコアを伸ばすためにうってつけです。

2. でる模試リスニング700問

でる模試リスニング700問」は、リスニングの問題を700問集めた模試です。

でる模試リスニング700問」の表紙に記載されている通り、解説なしで「とにかく問題をたくさん解きたい!」という、上級者に特化した模試です。

精選模試リスニングを終えてしまった上級者が、さらに問題を求める時にうってつけの模試だといえます。

難易度も精選模試リスニングより少し高めです。

TOEIC本番より大きな負荷で、オーバーラッピングやシャドーイングを重ねて完璧を目指すのにピッタリな教材だといえます。

単語力を鍛えたいという方向けにTOEICおすすめの単語帳を、以下の記事にまとめております。

関連記事:【超人気】TOEIC単語帳レベル別おすすめ10選!勉強法も解説 

短期でTOEICスコアを上げるにはトライズがおすすめ!

毎日学習しなければならないと分かっていても、自分をコントロールして毎日学習を継続するのは難しいです。そこでおすすめなのが英語コーチングのTORAIZ(トライズ)です。

英語コーチングとは、コーチがあなたの学習カリキュラムやスケジュールの作成、モチベーションの維持、勉強法の指導などあらゆる面でサポートしてくれるサービスです。

トライズでは、コーチと二人三脚で目標に向かって突き進むので、一人で独学するよりも確実ですし心強いです。実はほとんどの英語コーチングスクールでは英会話に関するカリキュラムしか用意されていません。しかし「トライズ」では2ヶ月間のTOEIC専門コーチングカリキュラムが用意されています。

また多くの受講生がTOEICスコアを2ヵ月という短期間で伸ばすことに成功しています。

TOEIC対策スクールのTORAIZトライズ 受講生のTOEICスコア実績

TORAIZ(トライズ)のTOEIC対策コースとは?特徴や効果を解説

トライズのTOEIC2ヵ月短期集中コースでは、無料カウンセリングも行っています。以下より詳細をご確認ください。

TOEIC対策スクールのトライズ

TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」

TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。

そんな方におすすめなのがトライズ

トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。

「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。

受講生のインタビューもご紹介します。

           トライズ修了生杉沢伸章さんの画像

トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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