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ひさしぶりにTOEIC®を受験する場合は新形式への対応を

2016年5月以降、TOEIC®は問題数や一部の問題内容が変更されました。これ以降、変更前の形式が旧形式、変更後の形式が新形式として区別されています。現在、受験する場合は新形式を受験することになります。

まだ新形式に変更されてからそれほど経過していないため、新形式の受験経験がないという方も多いかもしれません。こちらでは、TOEIC®新形式の変更点や対策についてお話しします。

新形式の具体的な変更点

新形式ではどんな変更があったのでしょうか。結論からいえば、TOEIC®が根本から変わってしまうような大きな変更はありません。旧形式のTOEIC®に慣れている方がはじめて新形式のTOEIC®を受ける場合も、「まったく太刀打ちできない」ということはないでしょう。

しかし、少しでもハイスコアを狙う場合は、具体的な変更点についてあらかじめ把握しておくのが賢明です。代表的な変更点として、各Part問題数の変更、出題内容の若干の変更が挙げられます。受験前におさらいしておきましょう。

Partごとの問題数

新形式ではPartごとの問題数が変更されました。具体的には、Part1が10問から6問、Part2が30問から25問、Part3が30問から39問、Part5が40問から30問、Part6が12問から16問に変更されています。また、Part7はシングルパッセージ28問、ダブルパッセージ20問という構成から、シングルパッセージ29問、ダブルパッセージ10問、トリプルパッセージ15問という構成に変更されました。

Part4の問題数については変更ありません。ListeningとReadingの合計問題数は変わらず200問です。

問題数の変更を表でまとめると以下のようになります。

全体的に難易度が低いPartの問題数が減り、難しいPartの問題数が増えているのが特徴です。

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Listeningの新形式

旧形式のPart3では、2者間による会話音声の問題のみが出題されていました。新形式では、2者間の会話問題に加え3者間の会話も出題されています。Part3の約1/3が3者間の会話による問題です。

そのため、旧形式と比較すると音声情報の処理が複雑になっています。スピーカーの音声は性別やアクセントなどで区別できるようになっていますので、慣れればそれほど苦労しないでしょう。

また、Part3とPart4に共通する変更点として、図や表のような視覚情報と音声から答えを導き出す問題が追加されました。登場人物の行動の意図や思考を問う暗示問題も追加されています。

Readingの新形式

旧形式のPart6では空欄3つの文章が4セット出題されていましたが、新形式では各セットの空欄が4つに変更されています。また、各セットの4問目は語句ではなく文を埋める形式に変更されました。

Part7は上述したとおり、シングルパッセージ問題とブルパッセージ問題という組み合わせから、シングルパッセージ問題とダブルパッセージ問題、さらにトリプルパッセージ問題という構成に変更されています。また、現代の日常生活を想定し、チャットや携帯メールなどの内容が出題されるようになりました。

新形式の特徴

TOEIC新形式の特徴を大まかに把握しておきましょう。

まず、最たる変化は各Partの問題数です。難易度が低いPartの問題が減少し、難しいPartの問題が増加したことから、総合的な難易度は上がったといえます。問題数が減少したPartはいずれも「テクニックがあれば解ける」という意見が多かったPartであり、そうした問題が少なくなったことからも、これまで以上に英語力そのもんが問われるようになったと考えられます。

Part3やPart7のように内容が複雑化したPartもあり、情報を素早く処理する必要があるほか、旧形式とは異なる対策が求められます。シンプルにハイスコアだけを追求してきた方にとっては、少々面倒に感じる変更かもしれません。

一方で、英語力を正確に測る試験としては正当に進化しているといえます。もともとTOEIC®には「英語力の正確な指標にならない」「テクニックさえあればハイスコアがとれる」といった意見が少なくありませんでした。小手先のテクニックだけでスコアを伸ばしづらくなった新形式は、英語試験としての信頼性が増しています。

ひさしぶりのTOEIC®で新形式を受ける場合は

新形式での実施が始まったのは2016年5月からです。最後の受験がこのタイミングよりも前の場合は、旧形式のTOEIC®しか経験がないことになります。大規模な変更はないため旧形式の経験が無駄になることはないでしょう。ただし、変更点を警戒せずに事前準備をするのもおすすめできません。ひさしぶりのTOEIC®で新形式を受ける場合は、以下のようなポイントを意識しましょう。

テクニック重視の対策から脱却

上述したとおり、各Partの問題数の変更から、テクニックで攻略できるPartを得点源としては受験者にとっては厳しい変更になっています。Readingのセクションでは一部を読んだだけでは正答できない問題も少なくありません。特にPart7への対策がしっかりとできていない受験者はスコアを落としてしまうかもしれません。

これまでテクニック重視の対策を行ってきた場合は、英語力重視の対策に立ち返ることをおすすめします。語彙力、文法力、速読力の地道な強化が、旧形式以上に実を結ぶはずです。

新形式の時間配分に慣れる

Readingの問題数変更は、時間配分にも影響します。旧形式でもPart7に向けて余裕を残すため、Part5,6をスピーディーに進めるように意識していた方が多いでしょう。新形式でもその点は変わりません。とりわけ新形式をはじめて受験する場合は、新登場のトリプルパッセージ問題に備えるため、Part5,6をスピーディーに進めるようおすすめします。

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問題集は新形式対応のものを

現在は新形式対応の参考書・問題集も多数販売されています。最新のものであれば、公式問題集も新形式に対応済みです。他の方から譲り受けた書籍や古本屋で購入したもの、あるいはインターネットで観た情報などは、一度新形式に対応しているか確認しておくとよいでしょう。

旧形式の問題集で学習しても無駄にはなりませんが、Part3、Part7など変更が大きいPartでは対応できないことも考えられます。基本的に、旧形式の資料で今から勉強するメリットはありません。

変更点を知っておくだけではなく、一度模試などで体感し、求められるタイムマネジメントなどを把握しておくことが大切です。旧形式のTOEIC®に自信がある方も、一度は新形式に対応した問題集を解き、対策を行っておきましょう。

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TOEIC®新形式の変更点と対策についてご案内しました。旧形式の経験しかない方が油断していると少なからずスコアを落としてしまうことが考えられますので、まず変更点を把握し、模試などで慣れておくことをおすすめします。

TOEIC®のスコアに有効期限はないため、旧形式でスコアも基本的にはいつまでも有効です。しかし、新形式はより英語力を正確に測れるように調整されており、さらに信頼できる英語試験になったといえます。旧形式でハイスコアを取得している方も、自身の英語力の確認・向上のため新形式に挑戦してみてはいかがでしょうか。

トライズのTOEIC®対策プログラムでは、専属コンサルタントと講師のサポートのもと、新形式でスコアアップを目指し集中的に学習します。

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