AUG 21 2020 Tweet Share TOEIC(R) TOEIC500点のレベル・難易度は?おすすめ勉強方法と参考書を紹介 TOEIC初心者の多くが最初の目標スコアとして設定するTOEIC500点。しかしTOEIC600点を目指すための参考書はあってもTOEIC500点を目指すための参考書や勉強方法に関する情報はほとんどありません。 そこで本記事では、以下の内容について解説します。 TOEIC500点のレベル・難易度 TOEIC500点を取るための勉強方法 TOEIC500点を取るためにおすすめの参考書 記事を最後までチェックすれば、TOEIC500点を取得するためにやるべきことが一通り分かり、今日からでもTOEIC500点取得に向けた対策を始められますよ。 「TOEICを初めて受験する」という方で、TOEICがどんな試験なのかイマイチ分かっていない方は、最初に以下の記事にて問題形式を確認してみましょう。 【新形式】TOEICとはどんな試験?問題形式をパート別に解説 | トライズ 目次1 TOEIC500点のレベルや難易度まとめ!5つの観点から解説1.1 TOEIC公式によるとTOEIC500点は限定された範囲ではコミュニケーションができるレベル1.2 TOEIC500点を英検に換算すると2級1.3 TOEICで500点を取得するには約50%の正答率が必要1.4 TOEIC500点の取得に必要な英単語は約4,000単語1.5 TOEIC500点の取得に必要な勉強時間は約200時間2 TOEIC500点を取るための勉強方法まとめ2.1 まずは中学・高校レベルの内容を再確認2.2 リスニングはパート1・2対策を中心に2.3 リーディングはパート5・6対策を中心に2.4 TOEIC本番を解き切る集中力を身に付ける3 TOEIC500点を取るのにおすすめの参考書3.1 世界一わかりやすいTOEICテストの英単語3.2 TOEIC L&R TEST 初心者特急パート1&23.3 1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急4 短期間でTOEICスコアを上げるにはトライズがおすすめ! TOEIC500点のレベルや難易度まとめ!5つの観点から解説 目標を達成するためには、相手を知ることが大切です。まずはTOEIC500点がどのくらいのレベル・難易度なのかについて知りましょう。 TOEIC500点のレベル・難易度をまとめると以下の通りです。 TOEIC公式によるとTOEIC500点は限定された範囲ではコミュニケーションができるレベル TOEIC500点を英検に換算すると2級 TOEICで500点を取得するには約50%の正答率が必要 TOEIC500点の取得に必要な英単語は約4,000単語 TOEIC500点の取得に必要な勉強時間は約200時間 それぞれ詳しく見ていきましょう。 TOEIC公式によるとTOEIC500点は限定された範囲ではコミュニケーションができるレベル TOEIC公式が公開しているPROFICIENCY SCALEによると、TOEIC470点以上のレベルは以下のように記載されています。 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる 通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差が見られる。 基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、とにかく自己の意思を伝える語彙を備えている。 TOEIC500点は、TOEICの平均点よりも下の点数です。例えば2020年1月に実施されたTOEIC L&R公開テストの平均点は581.2点で、実施回によって平均点は異なるものの、600点前後を推移しています。また2020年1月のTOEICでは、495点未満のTOEIC受験者の割合は33.1%もいます。 関連記事:【2022年度版】TOEIC平均点は何点?大学生・社会人・役職別それぞれ平均スコアの目安まとめ この平均点はTOEIC受験者、つまり日常的に英語学習をしている人の平均点です。TOEIC500点は、受験者の中では平均以下ですが、TOEICを受験していない人も含めると確実に平均より上の中級であると言えます。 実際に私がTOEIC対策ゼロの状態で初めてTOEICを受験したときのスコアは440でした。私は高校時代、英語が得意な方だったのですがそれでも440です。友人の多くは300点代でした。 TOEIC500点は、英語中級レベルであり、TOEIC初心者が目標とするにふさわしい点数です。 TOEIC500点を英検に換算すると2級 TOEIC500点は英検に換算すると2級レベルです。英検2級のレベルは高校卒業程度。 よってTOEIC500点は、中学高校の英語力を持った上でTOEICの傾向を踏まえた対策をすれば取得可能です。 TOEICで500点を取得するには約50%の正答率が必要 TOEICでは、複雑な採点方法が用いられているため「1問何点」のような配点が決まっていません。つまり厳密には、TOEIC500点を取得するために必要な正答率を算出することは不可能です。 ただしTOEICは990点満点の試験で、問題数が200問であることから、1問5点程度と考えることができます。 その場合、約50%の正答率でTOEIC500点を取得できる計算になります。TOEIC500点を目指すのであれば、半分以上の問題(200問中100問以上)に正解できるようになりましょう。 TOEICは1問5点は間違い!配点の仕組みとスコア換算表まとめ TOEIC500点の取得に必要な英単語は約4,000単語 TOEIC500点の取得に必要な英単語は、約4,000単語です。 中学・高校で習う英単語は3,000〜4,000単語です。よって中高レベルの英単語を覚えた上で、500点レベルのTOEIC頻出単語を覚えておけば問題ありません。 TOEIC用の英単語帳をまだ持っていない方は、以下の記事をご確認ください。 関連記事:【超人気】TOEIC単語帳レベル別おすすめ10選!勉強法も解説 TOEIC500点の取得に必要な勉強時間は約200時間 TOEIC対策に必要な勉強時間は、人によるとしか言えません。しかしTOEICスコアを100点アップさせるためには、200時間ほどかかるのが一般的です。 つまりTOEIC400点レベルの方がTOEIC500点を目指す際は、約200時間かかることになります。 この計算方法だと、300点から500点を目指す際には400時間必要だという計算になります。ただしスコアが低ければ低いほど簡単にスコアを伸ばせるので、200〜400時間の間で500点を達成できるはずです。 TOEIC500点を取るための勉強方法まとめ TOEIC500点を取るための勉強方法を4つ紹介します。 まずは中学・高校レベルの内容を再確認 TOEICはビジネス英語に関する試験です。中学・高校レベルの単語・文法に加えて、ビジネス英語で使う単語が多く出題されます。 中学・高校、特に中学レベルの単語や文法が怪しいという方は、本格的にTOEIC対策を始める前に、中学内容を復習しましょう。 TOEICの参考書は、中学高校英語の内容を理解していることを前提に解説が行われます。中学のときは難しいと感じた英語も、大人になってからはサクサク学習できる方が多いです。早く本格的にTOEIC対策をはじめたい気持ちもわかりますが、焦らずに中学・高校内容を復習しましょう。 リスニングはパート1・2対策を中心に TOEICは全7パートで構成されています。パート1〜4までがリスニング、パート5〜7までがリーディングです。 パートによって問題形式が異なり、比較的スコアを取りやすいパートとそうでないパートが存在します。 TOEICリスニングでは、パート1・2が比較的簡単で、パート3・4が難しいです。パート1・2は読まれる文章の量が少なく、パート3・4は読まれる文章の量も多く、登場人物も最大3人と多いです。 TOEIC500点を目指すには、TOEICパート1・2を重点的に学習しましょう。 TOEIC Part1・2の対策とおすすめ参考書を紹介【初心者もOK】 リーディングはパート5・6対策を中心に リーディングでは、パート5・6を重点的に学習しましょう。パート7は長文問題で、TOEICで最も難しいパートと言われています。 パート7はTOEICで一番最後に解くパートです。最も疲労した状態で解きますし、時間配分をわかっていても、なかなか時間配分通りに解き進められません。 パート5・6の前にパート7から解き始める方もまれにいますが、TOEICパート7で時間を使いすぎてしまったせいで、本来解けるはずのパート5・6が解き終わらなかったという方もよくいます。 まずはTOEICパート5・6の空欄補充問題から学習しましょう。TOEICの空欄補充問題は、 語彙問題 文法問題 品詞問題 と3つに分類できますが、文法問題と品詞問題はルールが決まっており、それさえわかれば比較的簡単に解けるようになりますよ。 TOEIC Part5・6の対策と参考書を紹介【3パターンを覚えるだけ】 TOEIC本番を解き切る集中力を身に付ける TOEIC本番では、200問の問題を120分かけて一気に解きます。途中に休憩時間はありません。TOEICで目標スコアを達成するには、TOEIC学習とは別に体力や集中力も必要です。 120分もぶっ続けで問題を解く機会はなかなかありませんよね。TOEIC本番中にも、試験途中で寝てしまう方や、明らかに集中力が落ちてしまう方がたくさんいます。 せっかく時間をかけて対策したのに、TOEIC本番で実力が発揮できないのは悔しいです。TOEIC本番を解き切る集中力を身に付けるためにも、普段から時間を測ったり、問題をまとめて解くなどして慣れておきましょう。 関連記事:TOEICの時間配分は秒単位で決めろ!各パート解き方を解説! TOEIC500点を取るのにおすすめの参考書 TOEIC500点を取るのにおすすめの参考書を3冊紹介します。 世界一わかりやすいTOEICテストの英単語 価格:1,650円 TOEIC初心者に一番必要なのが単語力です。単語力があれば文章の大まかな意味はつかめます。本書でTOEIC頻出単語から重点的に学習することで、効率的に脱TOEIC初心者を目指せます。 単語学習が辛いと感じる方の多くが、丸暗記の単語学習をしています。しかし本書では「この単語はどのパートで出題されやすいのか」「どのような使われ方をするのか」などが全ての単語に記載されています。 「この単語を覚えれば〇〇に役立つ」と目的が明確になり、単語学習が捗ります。 TOEIC L&R TEST 初心者特急パート1&2 価格:836円 TOEICパート1・2の問題集です。TOEICパート1・2は比較的簡単なパートで、TOEIC500点を目指す方はリスニングではまずこのパートから学習すべきだと説明しました。 本書はTOEIC本番よりも難易度が低い問題が収録されています。難しい問題集を解いて挫折するのではなく、まずは本書を解いて「解ける」「聴ける」という感覚を掴みましょう。 1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急 価格:935円 TOEIC頻出の文法についてTOEICパート5の空欄補充問題形式で学べます。 TOEICパート5・6の文法問題はパターンが決まっています。パターンを理解したらあとは問題数をこなしていくだけです。本書でTOEICに最低限必要な基礎的な文法力は身につきます。 TOEIC500点以上を目指すためのおすすめ参考書・問題集は、以下の記事でも紹介しております。 TOEIC500点を取得するためにおすすめの参考書6選【単語帳から問題集まで】 短期間でTOEICスコアを上げるにはトライズがおすすめ! 自分をコントロールして毎日TOEIC学習を継続するのは難しいです。「毎日勉強しよう」と意気込んでも、ついついサボってしまいますよね。そこでおすすめなのが英語コーチングです。 英語コーチングとは、コーチがあなたの学習カリキュラムやスケジュールの作成、モチベーションの維持、勉強法の指導などあらゆる面でサポートしてくれるサービスです。 コーチと二人三脚で目標に向かって突き進むので、一人で独学するよりも確実ですし心強いです。実はほとんどの英語コーチングスクールでは英会話に関するカリキュラムしか用意されていません。しかし「トライズ」では2ヶ月間のTOEIC専門コーチングカリキュラムが用意されています。 無料カウンセリングも行っています。以下より詳細をご確認ください。 無料カウンセリングの予約はコチラから TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」 TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。 そんな方におすすめなのがトライズ。 トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。 「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。 受講生のインタビューもご紹介します。 トライズでの1年は、 一生につながる1年だったと思います。 プロキャディ杉澤伸章さん インタビュー Versant 29 → 40 目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成 英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。 それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。 > 詳しくみる 投稿者: WTTOEIC(R)TOEIC, TOEIC400, TOEIC500, TOEIC600, TOEICスコアアップ, TOEICテスト, TOEIC初心者, TOEIC勉強法, TOEIC対策, TOEIC対策スクール, 参考書, 平均点 目指せTOEICリスニング9割超え... 【2022年度版】TOEIC平均点...